プリンターを選ぶとき、本体価格の安さだけで決めていませんか?安いインクジェットプリンターは家電量販店で5,000円前後から並んでいますが、購入後に継続してかかるインク代まで含めると、結果的に割高になってしまうことがあります。
印刷コスト(ランニングコスト)とは、用紙1枚を印刷するのにかかるインク代のことで、プリンター選びでは本体価格と同じくらい重要な指標です。
ここでは、インク・トナー専門店「インクのチップス」が、印刷コストの安いプリンターの選び方と、互換インクでさらにコストを下げる方法をわかりやすくご紹介します。
インクジェットプリンターの印刷コストはどれくらい?
各メーカーのサイトやカタログには、機種ごとの印刷コストが記載されています。最近の家庭用インクジェットプリンター(カートリッジ式)の場合、A4カラー印刷で1枚あたり約10円前後が一つの目安です。ただし、これは一定の測定環境で算出された数値のため、印刷する内容によって実際のコストは変わります。
本体価格が安くても、この1枚あたりのコストが高いプリンターを選ぶと、印刷枚数が増えるほど損をしてしまう可能性があります。プリンターは「本体価格+ランニングコスト」の総額で選ぶことが大切です。
印刷コストを抑えるなら大容量インク(タンク式)プリンター
近年は、各プリンターメーカーが大容量インクタイプのプリンターに力を入れています。従来のカートリッジを交換するのではなく、本体のタンクにボトルからインクを継ぎ足して使うタイプ(ブラザーは大容量カートリッジ)です。先ほどカートリッジ式のA4カラーが約10円/枚と説明しましたが、大容量タイプなら同条件でおおむね1〜3円程度まで下げられます。カートリッジ式と大容量タイプの違いを整理すると以下のとおりです。
| 比較項目 | カートリッジ式 | 大容量インク(タンク)式 |
|---|---|---|
| 本体価格 | 安い(5,000円前後〜) | 高め |
| A4カラー1枚あたりの目安 | 約10円前後 | 約1〜3円程度 |
| インク補充 | カートリッジ交換 | ボトル等で継ぎ足し(大容量) |
| 向いている人 | 印刷枚数が少ない人 | 印刷枚数が多い人 |
※印刷コストは各メーカーの公表値に基づく目安で、機種や測定条件によって異なります(2026年6月時点)。大容量タイプは本体価格が高い分を印刷枚数で回収する仕組みのため、印刷頻度が高いほどお得になります。エコタンクなど大容量タイプの詳しいメリット・デメリットは、こちらの記事で解説しています。
メーカー別の大容量インク方式の特徴は?
大容量インクの方式は、メーカーによって呼び方と仕組みが異なります。エプソンは「エコタンク」、キヤノンは「ギガタンク」、ブラザーは「ファーストタンク(大容量カートリッジ)」という名称で展開しています。それぞれの特徴を見ていきましょう。
エプソン「エコタンク」|ボトルで継ぎ足す定番方式
本体前面などのタンクに、ボトルからインクを継ぎ足して使う方式です。一度の補充で大量に印刷でき、A4カラー文書で約1円台からと低コストな機種が多いのが特徴です。残量を目視で確認できるモデルもあり、カートリッジ交換の手間がかかりません。エプソンのエコタンク機に対応する互換インクボトルは、インクのチップスのエプソン用互換インクから探せます。
キヤノン「ギガタンク」|発色に定評のある大容量方式
キヤノンの大容量モデルもボトルで継ぎ足すタイプで、正面からインク残量を確認できる機種が多く便利です。発色の良さに定評があり、A4カラー文書で約1円程度と低コストな機種もあります。キヤノンの大容量機に対応する互換インクボトルは、インクのチップスのキヤノン用互換インクからご覧いただけます。
ブラザー「ファーストタンク」|大容量カートリッジ方式
ブラザーはエプソン・キヤノンと異なり、大容量カートリッジを採用しています。ボトルの継ぎ足しではなく従来どおりカートリッジ交換のため、操作に慣れた方でも扱いやすいのが利点です。ADF搭載でビジネス用途に向くモデルも多くあります。ブラザーの大容量機に対応する互換インクは、インクのチップスのブラザー用互換インクから探せます。
互換インクでさらにコスト削減できる
これまでのコストはいずれも純正インクを使った場合の目安です。純正から互換インクに切り替えると、印刷コストをさらに下げられます。互換インクは純正と同じように使える社外品で、開発費が価格に乗らないため、純正の半額以下になることも珍しくありません。
インクのチップスの互換インクは、国際規格であるISO9001/ISO14001認証工場で生産され、RoHS指令・REACH規則・CEマーク認証にも対応した高品質商品です。商品保証1年に加え、当社商品が原因でプリンターが故障した場合に備えたプリンター本体保証(購入後1年以内)の「W保証」も付くため、安心してお使いいただけます。互換インクの選び方や注意点は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
プリンターのタイプ別のコスト比較や、年間でどれくらい節約できるかを詳しく知りたい方は、次の記事も参考になります。
【Q&A】印刷コストが安いプリンターに関するよくある質問
印刷コストの安いプリンター選びについて、よくある質問とその回答をまとめました。
Q1. 印刷コストが安いプリンターの選び方は?
A. 本体価格だけでなく、用紙1枚あたりの印刷コスト(ランニングコスト)を含めた総額で判断するのがポイントです。「月に何枚くらい印刷するか」を基準に、本体価格とランニングコストのバランスが取れるタイプを選びましょう。
Q2. 大容量インク(エコタンク等)はどれくらい印刷コストが安いですか?
A. メーカー公表値の目安では、A4カラー文書でおおむね1〜3円程度と、カートリッジ式の約10円から数分の1に下げられます。印刷枚数が多いほど差が大きくなります。
Q3. 大容量インクプリンターのデメリットは?
A. カートリッジ式に比べて本体価格が高めで、本体サイズも大きい傾向があります。本体価格の差をインク代で回収する仕組みのため、印刷枚数が少ないと元が取りにくい点に注意が必要です。
Q4. 印刷枚数が少ない場合はどのタイプがいいですか?
A. 月に数十枚程度なら、本体が安いカートリッジ式に互換インクを組み合わせるのが総コストでは有利になりやすいです。毎月数百枚以上印刷するなら、大容量タイプ(エコタンク等)が候補になります。
Q5. 互換インクを使うとさらに安くなりますか?
A. はい。互換インクは純正の半額以下になることも多く、コスト削減効果が最も大きい方法のひとつです。安心して使うために、ISO認証やプリンター本体保証など、品質・保証が確かな販売店を選びましょう。
Q6. メーカーごとの大容量インク方式の呼び方は?
A. エプソンは「エコタンク」、キヤノンは「ギガタンク」、ブラザーは「ファーストタンク(大容量カートリッジ)」という名称で展開しています。エプソンとキヤノンはボトルで継ぎ足す方式、ブラザーは大容量カートリッジ方式です。
まとめ:プリンターは総コストで選び、互換インクでさらに節約
印刷コストの安いプリンター選びのポイントを、最後に整理します。
印刷コストが安いプリンター選びのポイント
- プリンターは「本体価格+ランニングコスト」の総額で選ぶ
- 大量印刷なら大容量インク(タンク)式、少量ならカートリッジ式+互換インクが有利
- 大容量タイプはA4カラー約1〜3円と、カートリッジ式の数分の1
- 純正から互換インクへの切り替えでさらにコストを削減できる
- 「月の印刷枚数」を基準にタイプを選ぶと失敗しにくい
インクのチップスは、互換インクカートリッジ・互換トナーカートリッジの専門店です。純正品よりお求めやすい価格でご提供しており、17:30までのご注文で当日配送。印刷コストの削減にぜひご活用ください。

