インクペディア 【2020年版】印刷コストが安いインクジェットプリンター3選 印刷コストを考えるのなら、プリンターを購入する前の段階で注意しておくべきですね。プリンターの価格はメーカー・機種・発売年などによって大きく異なります。安いインクジェットプリンターでは、5,000円前後のものが家電量販店に並べられていることもあります。一見お買い得なものを選びがちですが、インク代などが継続して費用がかかることを考えるとプリンターの価格だけで購入するのはおすすめできません。 もちろん、用途に応じているかどうかはチェックすべきポイントですが、さらに1枚あたりの印刷コストもよく確認しておきましょう。プリンターが安くても、印刷コストが高ければ結果的には損をしてしまう可能性があります。 ここでは、印刷コストの安いインクジェットプリンターや、よりコストダウンできる方法についてご紹介します。 目次1 インクジェットプリンターの印刷コストはどれくらい?2 互換インクでもっとコスト削減ができる3 印刷コストが安い大容量インクプリンター3選3.1 エプソン EW-M630T3.2 キヤノン G33103.3 ブラザー DCP-J988N インクジェットプリンターの印刷コストはどれくらい? それでは、具体的にインクジェットプリンターの印刷コストを知りましょう。各メーカーサイトやカタログには、各機種の印刷コストが書かれています。最近の家庭用インクジェットプリンターであればA4カラー印刷で10円前後であることが多いですね。こちらの数値は一定の測定環境によって算出された数値なので、印刷する内容によって実際のコストは異なります。 互換インクでもっとコスト削減ができる 近年では、各プリンターメーカーが大容量インクタイプのプリンターを開発し販売に力を入れています。従来のインクカートリッジを使用するタイプではなく、プリンターに内蔵されたインクタンクに、ボトルに入ったインクを継ぎ足して使うタイプです。(ブラザーでは、大型のインクカートリッジを採用しています)先程、家庭用インクジェットプリンターの印刷コストがA4カラー印刷で約10円/1枚と説明しましたが、同条件で約0.8~3円程度と大幅にコストダウンすることが可能です。 さらに、こちらは純正インクを使用した場合のコスト計算ですが、互換インクを使用することで、さらに印刷コストをさげることができますね。今日は、チップスの互換インクが使える大容量インクタイプのプリンターを紹介します。 印刷コストが安い大容量インクプリンター3選 エプソン EW-M630T 比較的どっしりとした印象のある大容量インク搭載モデルですが、この機種はとてもコンパクトな点が特徴です。無線LAN搭載で、スマホからのダイレクトプリントにも対応しています。SDスロット・USBスロットはありません。 給紙は最大150枚まで可能で、他のメーカーのものに比べるとやや多い。前面のカセットから行います。排紙トレイは手動で引き出すタイプで、インクはボトル式。インクボトルを本体に刺して継ぎ足すシステムです。これまでのような、カートリッジ交換の手間がかからず便利。純正インクによる1枚あたりの印刷コストは、A4モノクロ文書で約0.4円、A4カラー文書で約0.9円となっています。 対応のインクはこちら キヤノン G3310 一般的なインクジェットプリンタがどっしりとした感じです。給紙は後方トレイから、排紙は前面から出てくる一般的な形です。先程のエプソンと同様に、インクボトルで継ぎ足すシステム。正面からインクの残量が目で確認できるため、とても便利です。 メモリーカードスロットはありませんが、スマホからのダイレクト印刷には対応しています。インクの発色のよさに定評があるため、仕上がりが気になる場合にも選びやすい。1枚あたりの印刷コストは、A4モノクロ文書で約0.3円、A4カラー文書で約0.8円となっています。 対応のインクはこちら ブラザー DCP-J988N プリンター本体の価格が控えめで、かつコスパも良いと定評のあるブラザー社。さらに、インクコストを抑えられるファーストタンク導入の大容量プリンターです。給紙は全面トレイから最大150枚セット可能、大量印刷に対応するビジネスモデルだけに印刷スピードもやや早い点が特徴です。 インクは、エプソンやキャノンとは異なり、大容量用のカートリッジタイプですが、残量に関しては目視ですぐに確認できます。慣れた手順でインク交換ができるため、誰でも扱いやすい。複数ページの読み取り時に便利なADF搭載なので、特に事務所で使う場合に重宝されるでしょう。1枚あたりの印刷コストは、A4モノクロ文書が約0.7円、A4カラー文書で約3.7円です。 それぞれの特徴をよく知ることで、選んでみてはいかがでしょうか。 対応のインクはこちら 互換インクの使用期間や保管方法って!? 裏紙での印刷は注意!紙詰まりが起きるリスクあり!