ドラムカートリッジは印刷には欠かせない部品!寿命が来たらしっかり交換 - インクのチップス本店

一昔前では、家庭用のプリンターといえばインクジェット式のプリンターが定番でしたが、 近年ではレーザープリンターの小型化、低価格化が進み、一般家庭においてもレーザープリンターは普及しているようです。
レーザープリンターといえば、プリンターとしての機能だけでなく、小型でありながら、充実したコピー機能も備わっている複合型の製品が、多く販売されていますよね。

家庭でも身近となった複合印刷機は、企業のオフィスやコンビニエンスストアのコピーサービスなどでは、中型から大型のものとなり、印刷スピードも格段に速くなっています。 また、文章やイラストはもちろんカラー写真など、今では驚くほどキレイに早くプリントできます。

その便利な印刷複合機ですが、印刷する際に欠くことのできない重要な部品が2つあります。それは、ドラムカートリッジとトナーカートリッジです。

この2つにはどのような役割があるのでしょうか?

ドラムカートリッジとは

ドラムカートリッジとは、コピーやプリントアウトしたいテキストや画像の原版の役割をする部分 です。
メーカーによってはドラムユニットと称されているものもありますが、ここでは統一してドラムカートリッジで説明していきます。 この部品の中にはその原版となる、感光体ドラムが内蔵されていてそこにインクとなるトナー(粉末)を付着させて、用紙に文字や画像などを転写(印刷)させることです。 トナー印刷について、簡単に説明をすると下記のとおりです。

1.感光体ドラムの表面全体にマイナス静電気を帯びさせ、レーザー光(感光)で印刷したいテキストや画像を微細な点(画素・ドット)で照射して描きます。

2.レーザー光(感光)で描いた照射部分のみ、静電気が取り除かれトナーが吸着します。

3.ドラムに用紙を密着させ、トナーを用紙に転写します。

4.定着機でトナーが熱(90℃~20℃程度)により溶け、用紙の繊維と絡み合い圧力をかけることで用紙にインクを定着させるのです。

トナーカートリッジとは

トナーカートリッジとは、印刷した文字や絵や写真の元となる原料、トナーの粉末(トナーパウダー)が入ったカートリッジです。
この部品を感光体ドラムに付着させ、用紙に転写させることで文字やイメージ画がプリントできます。 トナーはモノクロ印刷であればブラックのみですが、カラー印刷になるとブラック、シアン、マゼンタ、イエローの基本4色を必要とします。 交換する時の選択肢としては、純正品と互換製品の2つがあるため、よく比較して購入しましょう。

ドラムカートリッジとトナーカートリッジは印刷する際に重要な部品

ドラムカートリッジは印刷には欠かせない部品!寿命が来たらしっかり交換

印刷する上でこの2つが重要な部品であることがおわかりいただけましたか?

ただ、注意しなくてはならないのはこの部品の劣化。 この部品は内部でトナーや紙との摩擦もおこって、使用を重ねるにつれて帯電不良などを引き起こし劣化し、印刷面を汚くしてしまう原因にもなりかねません。
帯電が不十分になるとドラムカートリッジにトナーが残留してしまい、それを除去しないまま使用するとその部分のインクがかすれたり、筋になったりと印字面のクオリティを低くしてしまうのです。

そのため、定期的なメンテナンスを行いクオリティを維持するために定期的にクリーニングを行いましょう。
コピー機やプリンターにはドラムクリーニングという機能がついているので、少しでも印刷に不具合を感じた時には、まずはクリーニングを行って様子をみましょう。

2つの部品が正常に機能して初めて綺麗な印刷ができる!

コピー機やプリンタ内部にあるドラムカートリッジは、感光体として印刷対象の部分の版となり、トナーカートリッジは印刷に欠かせないパーツとなるので、この2つが、内部で組み合わされて初めて印刷が可能になるとわかったと思います。

ですからこの2つが、正常に機能することが印刷の仕上がりに大きな影響を及ぼすのです。 コピー機やプリンタの不具合が出た場合、多くはどちらかの部品の不調が関係しているといえます。

カートリッジには2種類の型がある!

複合機の機種やメーカーによって、2つのカートリッジが一緒になっている「一体型」と、別々になっている「分離型」があります。

以下ではその特徴、メリットやデメリットについて紹介していきましょう。

一体型の特徴

一見どちらも変わらないように思える型の種類ですが、これは金銭面で大きな問題 になってくるのです。

「一体型」はその名の通り、トナーカートリッジとドラムカートリッジ、2つの部品が一緒になっているということ。つまり片方のカートリッジが不具合や不調を起こした場合、全く問題のないもう片方のカートリッジも一緒に交換しなければなくなるのです。
ということは、不調でカートリッジを交換する際にもう片方の部品分の金額もかかってしまう…。コストを考えると一体型は向いていません。
しかし、交換の際の手間を考えると一体型のほうが楽なのは間違いありません。こういった作業は手慣れていない人が多いと思いますから、楽に作業をしたいのであれば一体型を選ぶべきでしょう。

分離型の特徴

分離型とは、トナーカートリッジとドラムカートリッジがそれぞれ分離しているものを指します。それぞれの交換時期にあわせて、トナー・ドラムを交換します。
こう聞くと、「どう考えても分離型のがコスパいいじゃん!」と考える方は多いでしょう。

しかし、分離型の場合の部品交換は多少面倒なため、慣れていなければ想像以上に時間を使ってしまうこともあります。なぜなら交換の際はまず初めにトナーとドラム、どちらのカートリッジが不調なのかを調べる必要があるからです。
調査、購入、交換の手間ひまを考えると少し高い金額くらい払っても…。と思うこともあるでしょう。ただ、この作業に関しては慣れれば問題にならないので、始めのうちはご自身に無理のない型を選ぶべきでしょう。

カートリッジの寿命を知って効率よく交換しよう!

ところで、2つのカートリッジはいつ交換したらよいのでしょうか?
「トナーカートリッジ」に関して言えば、トナーの残量が減ったのであれば機械から通知され、印刷できなくなるので交換時期がわかります。
さらに最近は複合機からトナーの減少や交換をメーカーのセンターに通知され、自動的に届くサービスがあります。多くの企業などでは採用していることが多いでしょう。
しかし、従来通り必要な時に電話やパソコンから注文することも可能です。その場合、コストパフォーマンスの上からも同等の製品を安価で購入することができるので、ショップを選ぶこともできます。

例えば、富士ゼロックスの純正製品を、当店「インクのチップス」の互換トナーカートリッジで比較してみましょう。

型番 純正価格 チップス価格
CT201086
ブラックトナー
¥4,428 ¥1,580
CT201086-CT201089
4色セット
¥32,940 ¥4,680

※2019年9月時点の価格です

このようにだいぶ価格に差が出ます。互換製品ではありますがチップスのトナーには、ICチップが搭載されていて、残量検知にも対応しているので、純正品同様そのままセットするだけで使えます。

それでは交換のタイミングはいつが適切なのでしょうか。

目安としてトナー交換3回につき、ドラム1回交換が目途と言われています。(※メーカーや機種により異なります。)本体からのメッセージ表示がでれば、その時点で交換すれば問題ないでしょう。

キレイに印刷するなら消耗品のことも気にしてみる!?

今や仕事や生活にあって便利な印刷複合機ですが、その仕組みやメカニズムまで把握している人は少ないでしょう。

普段は意識することのないプリンターの消耗品部分ですが、印刷に大きな役割を果たしている消耗品は、少しでも知識があればトラブルが起きた時の対処や回避法を見つけやすくなります。

また、トナーカートリッジ・ドラムカートリッジの純正品は高額で、ランニングコストがネックになりがち。 互換性のある製品を扱う当店で購入することで、印刷コストを大幅削減できますよ!


インクのチップス は、互換インクカートリッジ・互換トナーカートリッジの専門店です。純正品に比べ最大90%OFFでご提供しております。17:30までのご注文で当日配送。印刷コストの削減に是非ご活用ください。

トナープリンター
記事一覧に戻る