インクペディア 【トナー 節約方法】セーブモードを使ってレーザープリンターの印刷コストを削減! こんにちは。インクペディア編集部です。 レーザープリンターのランニングコストを考えると、少しでもトナーカートリッジを長持ちさせたいですよね。 本日は、トナーカートリッジを長持ちさせる方法、「トナーセーブモード(トナー節約モード)」のご紹介です。 トナーセーブモードの機能を実際に試してどのくらいトナーが節約できるのか、またどのくらい印刷品質(濃度)に差が出るのかを実験していきたいと思います。 今回の実験には、インクのチップスで大好評なBrother TN-29J 互換トナーカートリッジを使用しました。 目次1 トナーセーブモードとは?2 トナーセーブモードの設定方法3 実機テスト4 どのくらい節約できる?5 メリット6 デメリット7 まとめ トナーセーブモードとは? 意外と知らない方も多いかもしれませんが、ほぼ全てのメーカーのプリンターには、トナーセーブモード(トナー節約モード)という機能が付いています。読んで字のごとくトナー使用量を節約できる機能です。 トナーセーブモードの設定方法 今回はBrotherのプリンター型番HL-L2330Dでの設定方法をご紹介します。 (トナーセーブモードの方法は各プリンターによって違いますので取扱説明書などでご確認ください。) まずパソコン側からHL-L2330Dプリンターのプロパティを開きます。 拡張機能のタブを開くと『トナー節約モード』があるのでチェックを入れます。 最後にOKボタンを押せば設定終了です。 実機テスト 実際に標準モードとトナーセーブモードで印刷したものを見比べてみましょう。 左側:標準モード 右側:トナーセーブモード よく見るとハーフトーン部分がやや薄くなっています。また文字も若干ですが細くなっています。 単体でみると濃度の差がわかりにくかったのですが、この様に並べてみると濃度差が出ているのがよくわかります。 (メーカーや機種によって濃度差にバラつきはあります。) どのくらい節約できる? 続いて、トナーを消費する量を比べてみましょう! 下写真はISO/IEC 19752(A4用紙5%比率)画像です。この画像を1000枚連続印刷した時のトナー使用量を計ってみました。 ISO/IEC19752 1000枚あたりのトナー使用量 標準モード 20g トナーセーブモード 16g トナーセーブモード設定をすると約20%トナーを節約できる結果がでました! メーカーや機種によっても節約できる割合は変わってくると思いますが、調べてみると20~50%ほど節約できるそうです。これはだいぶ節約になりますね! メリット トナーセーブモードを使用する際のメリットは、やはりトナーの節約によるコスト削減効果です。通常の業務で使用したり、個人として使用したりする資料であれば若干の濃度低下でも問題ないでしょう。 今回の実験の結果、約20%節約できるということはTN-29J互換品使用の場合A4用紙5%比率画像であれば、なんと約600枚も多く印刷することができます。 デメリット トナーセーブモードを使用する際のデメリットは、やはり濃度低下です。取引先に提出するような重要な書類や色味が大切になるデザイン関係の書類をプリントする場合は、トナーセーブモードを使いづらいというデメリットがあります。 まとめ 日頃から様々な書類を印刷するかと思いますが、 全てが取引先に提出する重要書類ではなく、社内向け資料や確認用の資料だったりもしますよね。使用用途によってうまく使い分けられたら、「トナーセーブモード(トナー節約モード)」はとても素晴らしい機能です。 トナーセーブモードを使うのは、面倒くさい!もっと印刷コストを削減したい!という方は、ぜひインクのチップスの互換トナーカートリッジをお試しください。 今回の実験で使用したTN-29Jシリーズは、なんと純正品の約80%OFFでご購入いただけます。 TN-29J 互換トナーカートリッジはこちら インクのチップスでは、プリンターに関してどこよりも分かりやすい情報と、印刷に関するお役立ち情報、リーズナブルなプリンター消耗品で少しでもお役に立てればと思っております。 今後もインクのチップスをよろしくお願いいたします。 インクのチップスは、互換インクカートリッジ・互換トナーカートリッジの専門店です。純正品に比べ最大90%OFFでご提供しております。平日15時までのご注文で当日配送。印刷コストの削減に是非ご活用ください。 インク・トナーを探す EP-M553T対応のインクを安く手に入れるには? 知っていると得をする!インクの構造と豆知識