インクペディア <2021年秋>キヤノンより新機種 PIXUS シリーズ 4機種 リリース!それぞれの特徴と対応インクは? みなさん、こんにちは。インクペディア編集部です。 やっと出ました!何がって?キヤノンから新型インクジェットプリンターです。みんな大好き? PIXUSシリーズから4モデルです。例年は7月~8月に発表されるため、今か今かと待っていたのですが、今年は10月5日とかなり遅く発表されました。ちなみに、ブラザーは例年9月に発表するところ、今年は7月とだいぶ気合が入っているよう? こちらも参照:<2021年秋>ブラザーからA4インクジェットプリンター「PRIVIO(プリビオ)」の新製品12機種がリリース!それぞれの特徴と対応インクは? それではキヤノンから発表されたPIXUSシリーズ インクジェットプリンター4機種を見ていきましょう。 目次1 「仕事/学習モード」など機能追加、UI改善。2 PIXUSシリーズの機種紹介!2.1 PIXUS XK1002.2 PIXUS TS85302.3 PIXUS TS75302.4 TS54303 まとめ 「仕事/学習モード」など機能追加、UI改善。 4 機種通してのプリンターの印刷機能としての大きな変更はあまりなさそうですが、コロナ禍で家庭での印刷需要が増えていることに対しての操作面でのアップデートがあったようです。これまでよりも幅広い層がプリンターを使用することを想定して、より直感的に操作できるUI(ユーザーインタフェース)になったようです。まだ実機を触っていないのでどの程使いやすくなったかはわかりませんが、たしかにプリンターの操作って結構やっかいなイメージですよね。また、自宅学習や在宅勤務を効率的にアシストする便利機能が搭載されているそうです。 PIXUSシリーズの機種紹介! PIXUS XK100 引用元:https://store.canon.jp/online/ PIXUSの最上位 XKシリーズの最新機種 XK100。昨年発売されたXK90の後継機でしょう。ただ、XK90と比較してみると意外な変化があり、フォトブルーを含む6色インク仕様で印刷品質のよさを謳っていたXK90に対して、新機種XK100では5色インクになっています。また、1枚当たり印刷コストが約13.7円から約9.8円と安くなっているので、最上位モデルとはいえ社会での需要に合わせて印刷クオリティよりも低ランニングコスト化に注力しているように見えます。 なお、インクの型番も変更がありました。これまでのXKシリーズは、XKI-N11/10というPGBKブラック・ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー・フォトブルーの6色インクだったところ、本XK100では、5色インクのPGBKブラック・ブラック・シアン・マゼンタ・イエローの5色インクの新型番 XKI-N21/N20 シリーズになりました。 チップスではXKI-N21/N20 互換インクの開発はこれからになりますので、また開発状況をお伝えしていきたいと思います。 XKI-N21/N20 互換インク 鋭意商品開発中! PIXUS TS8530 引用元:https://store.canon.jp/online/ 続いては、6色インクタイプのTS8530 です。TS8430の後継機種だと思われます。カラーはTS8430を継承しブラック、ホワイト、レッドの3色展開。プリンターあるあるかもしれませんが、印刷機能面での変更やアップデートされた部分は、メーカーサイトを見る限りは分かりませんでした。印刷コストは約19.9円→約22.1円(L判フチなし)と若干高くなっています。 こちらもインク型番が刷新されています。昨年モデルのTS8430は、BCI-381/380シリーズでしたが、今回新たにBCI-331/330シリーズが登場となります。 チップスではBCI-331/330 互換インクの開発はこれからになりますので、また開発状況をお伝えしていきたいと思います。 BCI-331/330 互換インク 鋭意商品開発中! PIXUS TS7530 引用元:https://store.canon.jp/online/ すでにご紹介した6色タイプのTS8530に対して、こちらは5色タイプのプリンターTS7530。ブラック、ホワイトに加えて新色ブルーがラインナップされております。ブルーと言っても濃い青ではなくペールカラーの落ち着いたブルーです。プリンターのボディ外観は、2019年に業界を賑わせた(?)ピンクのプリンター TS5330に似ている感じがしますが、こちらは5色インクとなっています。 インクは、これまた新型番 BCI-301/300 シリーズ 。チップスではBCI-301/300 互換インクの開発はこれからになりますので、また開発状況をお伝えしていきたいと思います。 BCI-301/300 互換インク 鋭意商品開発中! TS5430 引用元:https://store.canon.jp/online/ こちらが最後。PIXUS TS5430です。今回の中でエントリーモデルのプリンターです。TS5330の後継です。カラーバリエーションはブラック・ホワイト・ピンクの3色と踏襲している感じがしますが、実はピンクの色味がかなり変わっていて2020年インテリアのトレンドカラー「ファーストライト」のような優しさが感じられます。TS5330のピンクを酷評していたチップス編集部の女子メンバーものTS5430のピンクは好評のようです。 インクは、上記で紹介してきた独立型のインクではなく、エントリーモデル特有の一体型インク。型番は、BC-361/360 シリーズです。 上記の3型番はプリンター新型番と合わせてインクも新型番でしたが、BC-361/360 については2019年から発売されています。 チップスでも、BC-361/360シリーズに対応するインクは、複数取り扱っております。お客様ご自身で空のカートリッジに穴を開けて充填していただく詰め替えインク、純正カートリッジを回収後に洗浄してインクを詰めなおしたリサイクルインク、また、とにかく印刷品質にこだわる方には純正インクもご用意しております。 BC-361/360 対応インク 取り扱い中! まとめ 今回、キヤノンから4モデルが発表されました。ハイスペックモデル XK10、バランスのとれた6色タイプ TS8530、同じく5色タイプのTS7530、そしてエントリーモデルのTS5430。 インク型番もXKI-N21/N20、BCI-331/330、BCI-301/300の3シリーズが発表されました。 ミドルグレードのTS8530 , TS7530 の2機種のインクについては少し意外な点があり、これまでのキャノンの開発の流れで言えば、BCI-381/380-6MPとBCI-381/380-5MPがあったように、プリンターの対応に合わせて同インク型番の5色版、6色版どちらを買うか判断しなければいけなかったのですが、今回はTS8530→BC-331/330 、TS-7530→BC-301/300と、インク型番そのものが違うので消費者としては少し分かりやすくなったのかな?とも感じます。 お客様にはチップスでこれらの互換インクがいつ発売されるのか?という点が気になるかと思いますが、これから開発に入るため来年以降の発表になるのではないかと思っています。発売時期が明確になりましたらまたご案内させていただきたいと思います。 また、プリンター選びの一つの方法として新しく発表されたプリンターに飛びつくのではなく、従来品を購入してすでに開発済みの互換インクやリサイクルインク、詰め替えインクなどでランニングコストを抑えて使用する、なんていう方法もありますので、是非ご検討くださいませ。 インクのチップスは、互換インクカートリッジ・互換トナーカートリッジの専門店です。純正品に比べ最大90%OFFでご提供しております。平日15時までのご注文で当日配送。印刷コストの削減に是非ご活用ください。 インク・トナーを探す チップスにも追い風?インク互換品、使用不可の設計「違法」ブラザーに賠償命令 【2021年秋】キヤノン 新プリンター TS7530 / XK100 最新レビュー!どこがどう変わった?