インクペディア 【2020年4月発売】キヤノンモバイルプリンター TR153 購入レポート! みなさまこんにちは。インクペディア編集部です。 3月にプレスリリースが出ていた、キヤノンのモバイルプリンターTR153が4月9日に発売されましたね。 小型・軽量で持ち運びしやすいモバイルプリンターは、本体価格が高く、ランニングコストも安くはありませんが、とにかく小さいというのが魅力。 「もう買ったよ」というお客様は、ぜひこちらの互換インク売り場へ! では、購入してきたTR153を詳しくレポートしていきたいと思います! 目次1 開封の儀2 どのくらい小さい?3 TR153対応インクについて4 外付けバッテリーについて5 実は、アレが外れます 開封の儀 TR153、買ってきました! 外箱は幅38cm、高さ30cm、厚さ15cmほど。さすがに小さいですねぇ。 開けてみましょう! お~!従来モデルのiP110に比べると、少しカドが取れたデザインになりましたね。 今回、新たに付いた液晶画面はこちら。だいたい500円玉くらいの大きさですが、設定は格段にラクですね。 どのくらい小さい? 問題の「大きさ」ですが、キヤノンの公式サイトによると、幅322mm、奥行き185mm、高さ66mm、重さ2.1kg。「ビジネスバッグにも入るコンパクトボディー」だそうです。 実物を見ると、真上からの見た目はかなり小さいですが、「結構厚みがあるのね(笑)」というのが正直な感想です。 だいたい、ペットボトルと同じ厚みですね。 もし持ち歩こうとすると、電源も持って行かないといけませんよね。 電源ケーブルを測ってみたら270グラムでした。 本体と合わせて、2.4kgといったところでしょうか。 事務所にあったコピー用紙のタバを測ってみたら、2.2kgでした。タテヨコの比率は違いますが、感覚的にはA4のコピー用紙500枚を1冊持ち出すような感じになるかと思います。 ・・・そうですね、軽くはないです。「先輩、それ、ボク持ちます」って言ってくれる若手がいたらうれしいなっていうサイズですね(笑) 持ち歩きをしなくても、オフィスや自宅、店舗などあまりスペースがない、プリンターで場所を取りたくないというような場合にも良さそうですね。ちなみに、インクペディア編集部にてもろもろ検証が終わった後、こちらのプリンターはテレワークをしている社員の自宅に発送されました(笑)やっぱり、モバイルプリンターって便利ですね。 TR153対応インクについて TR153の対応インクは、旧モバイルプリンターモデルiP110と同じ、BCI-19シリーズです。 プリンターを買うとセットアップ用のインクが付いてきます。もし当社の互換インクがお手元にあっても、最初はこのセットアップ用のインクをご使用ください。 待つこと2分、セットアップが完了しました。 スマホにつなげて、ちょっと一枚印刷してみましょうか。ZOOMの背景用に保存しておいた、少々有名な公園のお写真です。 ちなみにこのプリンター、用紙は後ろ側にセットして、印刷したものは手前に出てきます。 なので、しまっておく時はコンパクトですが、印刷するときは前後方向に60cmくらいのスペースが必要です。 さて、お待ちかね、弊社の互換インクをセットしてみましょう。 赤いLEDもバッチリ点灯! 途中でエラーが出ないか、数百枚印刷してみましたが、全く問題ありませんでした。 ちなみに、純正と比較するとこんな感じです。 左が純正インク、右がインクのチップスの互換インクです。 若干色合いが違うのは何とぞご容赦を。この写真で言うと、青空と芝生の色が少し鮮やかに出ているようです。 このプリンターに使用されているBCI-19というインクは、超ロングセラー商品です。 2006年10月発売のPIXUS mini260 から使われていて、2008年の PIXUS iP100、2014年のPIXUS iP110 と、歴代の小型プリンターに使用されてきました。 冒頭でも触れましたが、モバイルプリンターのデメリットは印刷コストが安くないという点です。キャノン公式サイトによると、A4普通紙(カラー文書)の場合、一枚当たりの印刷コストは約12.2円。ちなみに、インクのチップスの互換インクを使用した時の一枚当たりの印刷コストは約4.7円※です。印刷コストは少しでもおさえたいですよね。 ※キヤノン公式サイト「インクカートリッジ1本で印刷可能な枚数について」より算出 インクのチップスでは、リピーターのお客様も多く、「訪問先で見積書を作成して印刷する」という業種の方には、特にご贔屓にしていただいています。 TR153対応の互換インクはこちら ⇒ BCI-19シリーズ互換インク 外付けバッテリーについて ところで、キヤノンのTR153のページを見ていてちょっと分かりにくかったのが、バッテリーの部分です。 実はこのプリンター、専用の充電池を使用すると電源ケーブルなしでも使えます。バッテリーは別売りです。付属してきません。 「オプション」として、「ポータブルキット LK-72」と「リチウムイオンバッテリ LB-70」というものが「仕様」のページに記載されていますが、どっちを買ったらいいのかよく分からないんですよね。 調べてみたら、「ポータブルキット LK-72」を買うと、充電池と専用アタッチメントが入っていて、電源のないところで印刷できるようになります。 予備の電池が欲しい人は、「リチウムイオンバッテリ LB-70」を買えばOK、ということですね。 お値段は、「ポータブルキット」が1万円前後、「リチウムイオンバッテリ」がちょっと安くて、1万円弱くらいです。 安いオプションではないですが、お仕事で使う場合もありそうですよね。 実は、アレが外れます インクをセットしていたら、ふと気が付いてしまったのですが・・・ このプリンター、プリントヘッドが外れます。 外し方は簡単で、このワクの両側のツマミをですね・・・よいしょ。 あ、くれぐれも申し上げておきますが、 マネしないでください。絶対に。 プリントヘッドというのは非常に繊細なパーツで、端子の部分やインクの吹き出し口を少しでも傷つけてしまうと、動かなくなったり、印刷がキレイにできなくなったりします。 傷がつかなくても、出し入れで変形したり、元の位置にセットできないと故障の原因になります。 ちなみに、ヘッドの裏側はこうなっています。 金色の金属の間にタテの筋がありますが、ここからインクが噴射される仕組みです。 左側の長いスリットが「ブラック」のインクを出すところですね。やはりビジネスユースが多いですから、文字印刷が速くできるようにブラックの口は他の色よりも多くなっているようです。 短いスリットは6本ですね。ここからカラー4色のインクが出てきます。 ・・・4色で6本、計算が合わない、という件ですか?そうですよね、4色だったら4本で良さそうなものですが、なぜかここは計算が合わないですね。6色モデルのスリットも6本ではないです。何かヒミツがあるのでしょう。 何度も言いますが、むやみに外しても、何一ついいことはありませんので、マネしないでくださいね(笑) キヤノンの最新モバイルプリンターいかがでしたでしょうか?想像していたより厚みがありましたが(笑)やはり小型で持ち運びできるというのはとても魅力。仕事柄「外出先で書類を印刷する」という方にはもってこいですし、持ち運びしなくても会社や自宅でも場所を取らず、デスクの引き出しに収納できたり。個人的にとても欲しいです(笑) ただ、印刷コストが安くない!という点がありますので、それは互換インクをうまく活用して、コストの削減を! インクのチップスでは、プリンターに関してどこよりも分かりやすい情報と、リーズナブルなプリンター消耗品で少しでもお役に立てればと思っております。 今後もインクのチップスをよろしくお願いいたします。 インクのチップスは、互換インクカートリッジ・互換トナーカートリッジの専門店です。純正品に比べ最大90%OFFでご提供しております。平日15時までのご注文で当日配送。印刷コストの削減に是非ご活用ください。 TR153対応 互換インクを探す 【キヤノン 最新プリンター】 TS3330購入レポート!旧モデルからどのくらい進化したのか? トナーカートリッジをバラバラに解体してみた Vol.1