印刷物がにじんでしまったときに確認したいポイント - インクのチップス本店

記念の写真を印刷したものや、会社の提出物でもそうですが、自分以外の他の人に渡す印刷物がにじんでいたら、渡すのをためらってしまいませんか?やや、ずぼらなところがあると自覚がある私でさえ、「う~ん」と考えてしまうことがあります。

ボールペンで書いたものがにじむときは、インクか?用紙か?と原因をさぐりますが、プリンターの場合はどうなのでしょうか?

自分の印刷では少しぐらいにじんでいてもいいやと思ってしまう私でも、インクのチップスのお客様がお困りでご質問頂いたときは真剣に耳を傾けます。何度もお客様のご相談を受けるうちに、どうやらその原因は「用紙の種類」と「プリンターの設定方法」にあること がわかりました。今回はその内容を説明させて頂きたいと思います。

印刷がにじんでしまったときはココをチェック

印刷物がにじんでしまったときに確認したいポイント

正しい用紙の設定をしていますか?

写真を印刷するときは、量販店等で写真用紙を購入します。その表面を触ると裏面にはない質感を感じるはずです。
印刷面は加工されており、コピー用紙では表現できない写真ならではの仕上がりになるのはこのためです。

量販店の用紙コーナーには、写真用紙以外にも、マット紙、スパーファイン用紙、コピー用紙等の多くの商品が並んでいますが、それぞれ印刷面の加工方法が異なりますので、プリンターで印刷をかける前に用紙種類の設定を合わせる必要があります

用紙の種類によって設定方法を変更するのは、使用するインク(液体)の量が違うから です。例えば、コピー用紙に光沢用紙の設定で印刷してしまうと、用紙が吸収できる量以上にインクを振りかけてしまうので用紙は湿った感じになり、印刷はにじんでしまいます。普段、写真印刷しかされないお客様がたまにコピー用紙で文字印刷をするとにじんでしまうのはこのためです。

用紙の表裏は合っていますか?

また、たまにしか印刷されないお客様は、用紙の印刷面を間違えて印刷していること もあるようです。両面印刷用の用紙をご利用の方はその注意は不要ですが、片面印刷用は印刷面がどちらかわからなくなってしまうことがあります。用紙の裏面は、表面の加工がされておりませんので、印刷面を間違えってしまうと同じ理由でにじんでしまいます。

片面印刷の用紙の多くは、裏面にメーカー名が薄く印刷されて、裏表がわかりやすいものもあるようなのですが、そうでないものも販売されているようです。その際は、パッケージにどちらが表面(印刷面)か書いてあったりするので、念のため確認してみてください。それもないときは、用紙の表裏を触っていただいて質感のいいほうが表面 だと判断しても問題ないと思います。

最後に1つだけ

印刷物がにじんでしまったときに確認したいポイント

意外と知られていませんが、どのメーカーの純正インクにも使用期限があります。 メーカーによってはその表記は異なりますが、使用期限は箱に書いてあり、それとは別に開封後は6ヵ月以内に使い切ってください と書いてあります。これを過ぎてしまうと、印字不良の原因となってしまうようです。当然、にじみの原因にもなります。

私が使用しているかぎり、その期限をちょっと過ぎたぐらいでは印字不良にはならないようですがやはり大幅に期限を超えるのはトラブルの種になりそうなので避けたいところです。印刷頻度が少ないお客様は、必要以上に予備のインクのご購入は控えたほうがいいかもしれません。

ちなみに我々、インクのチップスのインクの使用期限はというと、保証期限(購入から1年間)と同じ とお考えください。純正品と同じで、すこしぐらいその期限を過ぎても印字不良にはならないことがほとんどですが、あまりにもその期限をすぎてしまうとにじみの原因になりかねません。

当店の商品で何かお困りのお客様はご相談にのらせて頂きますので、お気兼ねなくご連絡ください。


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