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GI-390互換発売記念!エプソンvsキヤノン 大容量タンク搭載モデル対決

インクのチップスでは、2019年3月より、キヤノンのインクボトル「GI-390」の互換品を販売開始いたしました。早々にGI-390互換インクをお買い上げいただいているお客様もいらっしゃいますので、GI-390を使用するキヤノンの「特大容量モデルプリンター」、G3310とG1310は隠れた人気機種のようです。
そこで、大容量タンクを備えたプリンターの先輩である「エプソン エコタンク」と、「キヤノン 特大容量」のプリンターを比較してみようと思います!
大容量タンクモデル、競合機種はどれ?
エプソンの「エコタンク」は数年前から販売されているので、世代的にはすでに3世代目に入っています(使用するインクで、勝手に「世代」を決めています)。一方、キヤノンの「特大容量タンク」は今のところG3310とG1310のみ。基本性能として、「プリンター・コピー・スキャン」の機能を揃えた機種で比較しようと思います。
エプソン | キヤノン | |
EW-M630T | G3310 | |
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本体価格 | 39,000円~40,000円 | 約28,000円 |
発売時期 | 2018年10月 | 2018年2月 |
本体カラー | ブラック/ホワイト | ブラック |
本体サイズ | 375×347×187mm | 約445×330×163mm |
重量 | 約5.8kg | 約6.3kg |
機能 | プリント・コピー・スキャン | プリント・コピー・スキャン |
印刷速度(A4カラー) | 約8枚/分 | 約5枚/分 |
使用インク | ヤドカリ (YAD) / ハリネズミ (HAR) | GI-390 |
インク構成 | 顔料ブラック・染料カラー3色 | 顔料ブラック・染料カラー3色 |
最大用紙サイズ | A4 | A4 |
まず、見た目からお好みが分かれそうな感じですが、エプソンはサイコロ型、キヤノンは平べったい感じです。
何となくキヤノンのG3310の方がコンパクトに見えますが、背面給紙になりますので、使用時のサイズはむしろキヤノンの方が「高さ」が必要になります。
エプソンEW-M630Tは給紙トレー方式なので、本体の高さはあるものの、紙を入れっぱなしにできるので使いやすさという点ではこちらの方がいいかもしれません。
本体カラーはキヤノンはブラックのみですが、エプソンの方は「ホワイト(EW-630TW)」もありますので、ご自宅で使いたい、という場合にはちょっとうれしいですね。
お値段はエプソンの方が1万円ちょっと高いですが、印刷スピードが速いことと、何しろ発売からまだ半年しか経っていないというところで、このへんのお値段ということでしょう。
消耗品のインクはどんな感じ?
エプソン | キヤノン | |
EW-M630T | G3310 | |
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使用インク | ヤドカリ (YAD) / ハリネズミ (HAR) | GI-390 |
インク構成 | 顔料ブラック・染料カラー3色 | 顔料ブラック・染料カラー3色 |
エプソン・キヤノンとも、ブラックは「顔料インク」、シアン・マゼンタ・イエローのカラー3色は「染料インク」となっています。
エプソンは顔料ブラックが「ヤドカリ(YAD-BK)」で、カラーは「ハリネズミ(HAR-C , HAR-M , HAR-Y)」です。純正のインクボトルは、ブラックが127ml、カラーは70mlです。
キヤノンはGI-390のブラック/シアン/マゼンタ/イエローです。型番としてはこちらの方が分かりやすいですね。。。純正のインクボトルは、ブラックが135ml、カラーは70ml、だそうです。
エプソン・キヤノンとも、ブラックはカラーのだいたい2倍の容量になっています。使用頻度から言っても、だいたいそんなバランスになろうかと思います。
ところで、特大容量タンクモデルの「欠点」とは?
とにかく印刷コストが安い「特大容量タンク」モデル。
それぞれのホームページによると、エプソンEW-M630TはA4カラー1枚当たり約0.9円、キヤノンG3310はA4カラー1枚当たり約0.8円だそうです。もちろん、ホームページに書いてあるので、純正インクでの(インクだけの)コストです。印刷コスト、めっちゃ安くて良いですよね~。
では、「インクカートリッジ式」との違いは何でしょうか。
まず、色の数の違いが挙げられます。
家庭用のインクジェットプリンターの場合、エプソン・キヤノンとも、「6色モデル」が中心です。一般的に、インクの色の数が多ければ多いほど、繊細な色の表現力が上がると言われています。ご家族の写真の印刷などがメインという場合は、特大容量タンクの「4色」ではなく、インクカートリッジの「6色」の方がおすすめです。
次に、本体価格が高い、という点もやはり気になります。
一般的な家庭用のインクジェットプリンターの場合、2018年秋モデルはエプソン・キヤノンとも実勢価格は2万円ちょっと。2017年モデルの流通在庫が見つけられれば、もっとお買い得です。プリンターは消耗品ですから、「高いものを買って長~く使う」ということはあまりおすすめできません。どうしても、内部のプラスチックやゴムのパーツが劣化してきていしまい、トラブルが発生しやすくなります。間違いなく大量に印刷する、ということが分かっているのでなければ、一般的な家庭用インクジェットプリンターの方が賢い買い物かと思います。
最後に、「本体サイズが大きい」ということも気に留めておく必要があります。
実は、エプソンのエコタンクも、キヤノンの超大容量タンクモデルも、家電量販の店頭で見るとそんなに大きく感じません。「これならウチでも邪魔にならないかな」と思っても、一度設置予定場所にメジャーを当てていただくことをおすすめします。家電量販の店頭はたいてい広くて天井も高いので、プリンターが小さく見えがちなのです。実際は、普通の家庭用のプリンターと比べると一回り以上デカいので、なかなかの存在感を発揮します。その点もぜひご留意ください。
もっとお得に印刷するには?
お待たせいたしました!互換インクのご紹介です!
エプソン用互換インク | キヤノン用互換インク | |
ヤドカリ / ハリネズミ互換 | GI-390互換 | |
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本体価格 | 2,980円(税込) | 2,280円(税込) |
インク構成 | 顔料ブラック・染料カラー3色 | 顔料ブラック・染料カラー3色 |
商品詳細 | ⇒ ヤドカリ / ハリネズミ互換 商品一覧はこちら | ⇒ GI-390互換 商品一覧はこちら |
ヤドカリ/ハリネズミ用の互換インクボトル、GI-390用の互換インクボトル、どちらもインクのチップスでは販売中です!
ボトルひとつが70mlですので、純正インクの構成に合わせて、基本セットは「ブラック2本(合計140ml)、カラー各70ml」となっています。ブラックは純正インクと同様に「顔料」を使用しています。ブラックは「純正の1/2サイズ」とご紹介していますが、厳密に言うと、2本の合計は純正よりも多いです。
純正のインクボトルは円筒形ですが、インクのチップスでは、送料の安い「ネコポス」で発送ができるよう、平べったいスクエアボトルを開発しました。ヤドカリ・ハリネズミとGI-390の互換インクは他のショップさんでも販売されていますが、この形状のインクボトルは当店だけ!意匠登録も出願済みです。
この四角いインクボトル、「保管する時も場所を取らなくていい」と好評です。開封後は立てた状態で保存していただかないとインク漏れの恐れがありますが、確かに丸いボトルよりも収まりはいいですよね。
純正インクを使っても安いですが、互換インクならより一層、コストを気にせずに印刷できます!ぜひお試しください!(H)
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