インクペディア キヤノン新インクBCI-370/BCI-371の詳細を報告します! いつも元気なオトナ店長でーす! 今日は待ちに待ったキヤノンの新インクBCI-370/BCI-371の発売日でした!今年のプリンタ商戦はキヤノンさんが先陣切って、スケジュールを前倒ししていますね!インク専門家のオトナ店長としては興味津々!さっそく買ってきました。 BCI-370/BCI-371は、BCI-350/BCI-351の後継です。さて、どんな進化をしたのかな! まずはインク容量と印刷コストですが、上の写真の通り、大容量と標準容量の二種類があります。 商品名 容量 色数 型番 印刷コスト 家電量販価格(税込) インクタンク BCI-371XL(BK/C/M/Y/GY)+BCI-370XL マルチパック(大容量) 大容量 6 BCI-371XL+370XL/6MP 15.8円 7,530円 インクタンク BCI-371XL(BK/C/M/Y)+BCI-370XL マルチパック(大容量) 大容量 5 BCI-371XL+370XL/5MP 15.1円 6,450円 インクタンク BCI-371(BK/C/M/Y/GY)+BCI-370 マルチパック(標準) 標準 6 BCI-371+370/6MP 22.6円 5,370円 インクタンク BCI-371(BK/C/M/Y)+BCI-370 マルチパック(標準) 標準 5 BCI-371+370/5MP 20.0円 4,510円 やっぱり大容量のほうが、一枚当たりの印刷コストは圧倒的に安いですね!たくさん印刷する人には大容量がおすすめ! というわけでオトナ店長も、大容量の6色セットを買いました。比較のため、前モデルのBCI-351XL+350XL/6MPも購入。純正インクはすごい出費だよ! BCI-371XL+370XL/6MP 7,530円 BCI-351XL+350XL/6MP 7,110円 差額 420円 新規モデルのほうが420円(税込)高い。6色セットで新旧これくらいの差が出るのは普通でしょう、というか、むしろ前モデルBCI-351XL+350XL/6MPの価格があまり落ちてない、価格が維持されているな、という印象です。 こちらがの新インクBCI-370XL+BCI-371XL/6MPです。6色マルチパック!・・・しかし前のモデルBCI-351/350とよく似てるぞ。 というか・・・全く同じに見える。すくなくとも箱のサイズは一緒。 左が新モデルのBCI-370/371、右が旧モデルのBCI-350/351。見分けがつきません。 重さを測ってみた!BCI-370/371XLとBCI-350/351XL、どちらも6色まとめて179g。見た目も違いがわかりません。 暇だったのでインクカートリッジを個別で全部計量してみました。 さらにオレンジ色のカバーキャップも計量して見た(笑)。 BCI-370PGBKは筐体が大きいのでカバーキャップも重いんですね。 左はPGBK、右はその他のキャップです。 結果をまとめると下記の通りです。全てキャップ無しの重量です。 ? BCI-370/371シリーズ(新) BCI-350/351シリーズ(旧) 差 PGBK(XL) 41g 41g 0g GY(XL) 25g 25g 0g M(XL) 25g 25g 0g Y(XL) 25g 25g 0g C(XL) 25g 25g 0g BK(XL) 25g 25g 0g ということで重さは全く一緒です。二つ並べて比べてみても、差がわからない。シールのデザインは違いますけどね。 全く同じものなんじゃないの!と思えるのですが、ひっくり返してみると形状に差が!!! 新モデルBCI-370/371には、旧モデルBCI-350/351に搭載されていた「プリズム」が無い!無くなってる! きれいさっぱり、プリズムがなくなっていますよー。プリズムというのは、インクカートリッジ内のインク残量を光学的に検知する仕組みで、キヤノンだけではなくエプソンにも採用されています。以前こちらのブログでも紹介しましたが、下の図のような仕組みで作用します。 プリズムがないとうことは、ICチップのカウンター機能だけで残量を把握するのでしょうかね。ICチップをよく見てみましょう。インクのチップスと名乗っているだけあって、チップにはいつも興味津々!! 回路図は同じに見えますね。旧モデルのBCI-350/351は「K5」、新モデルのBCI-370/371は「B4」と表示されていますが、表面上みえる基本回路は全く同じです。 ということは、もしかすると旧モデルのBCI-350/351のICチップにも元々残量検知機能があり、プリズムはあくまでも二重のセーフティー装置として搭載されていたのかも知れません。 今回新モデルBCI-370/371になる際に、セーフティー装置の必要性は低い、ICチップだけで十分、ということで、プリズムが無くなったのかも知れません。 ちなみにインクカートリッジの新型番の一覧は下記の通りです。特大容量の顔料ブラックBCI-375XXLPGBKは未発表ですが、そのうち販売開始されると思います。 商品名 インク容量 商品種 インク種 インク型番 商品コード JANコード インクタンク BCI-371XL(BK/C/M/Y/GY)+BCI-370XL マルチパック(大容量) 大容量 セット 顔料+染料 BCI-371XL+370XL/6MP 0732C002 4549292044041 インクタンク BCI-371XL(BK/C/M/Y)+BCI-370XL マルチパック(大容量) 大容量 セット 顔料+染料 BCI-371XL+370XL/5MP 0732C001 4549292044034 インクタンク BCI-371(BK/C/M/Y/GY)+BCI-370 マルチパック(標準) 標準 セット 顔料+染料 BCI-371+370/6MP 0732C004 4549292044065 インクタンク BCI-371(BK/C/M/Y)+BCI-370 マルチパック(標準) 標準 セット 顔料+染料 BCI-371+370/5MP 0732C003 4549292044058 インクタンク BCI-370XLPGBK ブラック(2個パック・大容量) 大容量 単品×2 顔料 BCI-370XLPGBK2P 0732C005 4549292044072 インクタンク BCI-370XLPGBK ブラック(大容量) 大容量 単品 顔料 BCI-370XLPGBK 0317C001 4549292033243 インクタンク BCI-371XLBK ブラック(大容量) 大容量 単品 染料 BCI-371XLBK 0326C001 4549292033274 インクタンク BCI-371XLC シアン(大容量) 大容量 単品 染料 BCI-371XLC 0327C001 4549292033281 インクタンク BCI-371XLM マゼンタ(大容量) 大容量 単品 染料 BCI-371XLM 0328C001 4549292033311 インクタンク BCI-371XLY イエロー(大容量) 大容量 単品 染料 BCI-371XLY 0329C001 4549292033328 インクタンク BCI-371XLGY グレー(大容量) 大容量 単品 染料 BCI-371XLGY 0330C001 4549292033335 インクタンク BCI-370PGBK ブラック(標準) 標準 単品 染料 BCI-370PGBK 0371C001 4549292033366 インクタンク BCI-371BK ブラック(標準) 標準 単品 染料 BCI-371BK 0380C001 4549292033397 インクタンク BCI-371C シアン(標準) 標準 単品 染料 BCI-371C 0381C001 4549292033427 インクタンク BCI-371M マゼンタ(標準) 標準 単品 染料 BCI-371M 0382C001 4549292033458 インクタンク BCI-371Y イエロー(標準) 標準 単品 染料 BCI-371Y 0383C001 4549292033472 インクタンク BCI-371GY グレー(標準) 標準 単品 染料 BCI-371GY 0384C001 4549292033489 インクタンク BCI-375XXLPGBK(特大容量) 特大容量 単品 顔料 BCI-375XXLPGBK 未定 未定 当店インクのチップスは、純正インクも絶賛販売中です。品質にこだわりのあるかたは是非純正インクをお使いください。純正インクは正直なところ利益幅がほとんど無いのですが、そのわずかな利益をも削って、限界まで安く売ります! 純正インクよりもお得な再生インクや互換インクの発売は今のところ予定が立っていません。しかしプラスチックケース(筐体)が旧モデルとほとんど変わらないので、開発に時間はかからないと思います。 ICチップの解析が完了すれば、すぐに発売可能になるはずです。そうなり次第すぐにアナウンス致します。最高品質ではありませんが、価格的なメリットをお望みのかたは、是非お得な互換インクもご検討ください! ではこれからもお得なインクカートリッジは当店、インクのチップスで! ? キヤノン新プリンタ MG7730 発売!早速購入しました!! EPSON 新プリンター EP-808A 発売 購入しました!