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【エプソン 2018年モデル】EP-881A購入レポート!旧モデルとの比較もしてみた。
EPSON 2018年モデルプリンターが登場
こんにちは、インクペディア編集部の高尾です。
本日9月13日、エプソンの2018年モデルプリンター、3機種7モデルが発売されました。
新プリンターの発売は、インクペディア編集部にとってはまさに一大イベント。
最寄りの家電量販店のオープンと同時に、一切無駄の無いルートでプリンター売り場へ駆け込み、フラッグシップモデルであるEP-881Aと、対応インクであるカメ(KAM)を最速で購入。
素手でプリンターをかついで戻ってきました。
それでは早速、開封!!
・・・の前に、改めて、2018年モデルのEP-881Aの性能と、前年のフラッグシップモデルであるEP-880Aとのスペック比較をしてみましょう。
旧型 | 新型 | ||
---|---|---|---|
モデル名 | EP-880A | EP-881A | 数字が+1 |
発売日 | 2017年10月19日 | 2018年9月13日 | 11か月後 |
カラーバリエーション | ホワイト(AW) ブラック(AB) レッド(AR) ニュートラルベージュ(AN) |
ホワイト(AW) ブラック(AB) レッド(AR) ニュートラルベージュ(AN) |
|
インクタイプ | 6色独立(染料) | 6色独立(染料) | |
対応インク | KUI(クマノミ) | KAM(カメ) | 新型! |
液晶モニター | 4.3型ワイドタッチパネル | 4.3型ワイドタッチパネル | |
給紙方法 | 前面2段カセット | 前面2段カセット | |
背面1枚手差し給紙 | 背面1枚手差し給紙 | ||
最高解像度 | 5760×1440dpi | 5760×1440dpi | |
L版印刷速度 | 約13秒 | 約13秒 | |
L版印刷コスト | 増量インク約20.6円 | 増量インク約20.6円 | |
(純正使用) | 通常インク約26.5円 | 通常インク約26.5円 | |
外形寸法 | 349×142×340 mm | 349×142×340 mm | |
重量 | 6.8 kg | 6.8 kg | |
印刷サイズ | カード/名刺~A4対応 | カード/名刺~A4対応 | |
コピー/スキャナ | 〇 | 〇 | |
AirPrint | 〇 | 〇 | |
Wi-Fi Direct | 〇 | 〇 | |
自動両面プリント | 〇 | 〇 | |
メンテナンスボックス | EPMB1 | EPMB1 |
うぅーむ、表で見ると、変わった部分は対応インクの型番のみ。
プリンター性能で比較すると、前年モデルEP-880Aとはほとんど、どころか全く同じであると言わざるを得ませんね。
しかし!EP-881A含むカラリオプリンターの新商品3機種は、前年までのモデルと比べて、スマホ・タブレットとの接続がとてもラクチンになったとのことなんです。
いまやパソコンよりも所持率が高いと言われているスマートフォン。
印刷においても、これからはスマホがメインになっていくことを見越してのアップグレードと言えますね。
それでは、早速EP-881Aを開封して、印刷してみましょう!
EP-881A開封の儀
EP-881Aを開封してみました。それがこちら。
今回購入したモデルは、EP-881AN(ニュートラルベージュ)です。
エプソンのカラリオプリンターは、良い意味でプリンターさを感じさせない、スタイリッシュなデザインが特徴的ですよね。
こちらのニュートラルベージュカラーも、北欧テイストのお部屋のインテリアとしても全く遜色がない、なんともシックなデザインとなっております・・・。
さて、続いてインクをセットしてみましょう。
エプソンインク新型番 カメ(KAM)
EP-881Aシリーズから新登場したインク、カメ(KAM)シリーズ。
こちらもどのような形状をしているか、ずばり気になる所です。
それでは大変僭越ながら・・・ご尊顔を拝謁っ!!
前年モデル対応インク、クマノミ(KUI)と見た目はほぼ同じですね。
ついでに、純正インクの印刷可能枚数の比較もしてみましょう。
インクカートリッジ | 対応プリンター | BK | C | M | Y | LC | LM |
クマノミ(KUI) | EP-879A、EP-880A | 506 | 163 | 163 | 163 | 163 | 163 |
クマノミ大容量(KUI-L) | 1,009 | 418 | 418 | 418 | 418 | 418 | |
カメ(KAM) | EP-881A | 481 | 155 | 155 | 155 | 155 | 155 |
カメ大容量(KAM-L) | 915 | 395 | 395 | 395 | 395 | 395 |
・・・ッッ!?
通常版・大容量版ともに、全モデルの対応インク、クマノミ(KUI)よりも、若干印刷可能枚数が減ってしまっているようですね。
純正品の定価は、
カメ(KAM) 6色セット:通常版 3,840円 大容量 6,980円
クマノミ(KUI) 6色セット:通常版 3,960円 大容量 7,330円
※全て税抜き
と、わずかにカメ(KAM)シリーズの方が安いですね。
ちなみに・・・カメ(KAM)の互換インクは、現在鋭意開発中です。
一日でも速く、カメシリーズ互換インクをお待ちかねの皆さまに届けることができるよう、頑張っていますので、今しばらくお待ちくださいね!
さて、それではインクをセットしましょう。
こ、このセットしている感じ、感触・・・近い、近いぞ、クマノミをセットしたときと感触がちか(以下略)
無事セットできました。
スマホから印刷してみた。
インクのセットも完了したので、EP-881で印刷してみます。
今年のモデルより、スマホ・タブレットでの印刷がとても簡単になったとのこと。
せっかくなので、スマートフォンから印刷してみましょう。
スマホから印刷する場合、今まではプリンターのSSIDとパスワードを確認する必要があったりと、なにかとめんどくさかったのですが、
今年のモデルは、プリンターの液晶画面に表示されるQRコードを読み込むだけで、プリンターとの接続ができるとのことです。
実際に接続してみました。
おお、QRコードを読み込んだ瞬間、僕のiphoneに「EP-881ANと接続されました」とのメッセージが!
もう印刷できちゃうみたいです。これはとっても早くて便利ですね!
スマホとプリンターが繋がったところで、印刷してみましょう。
印刷するのは・・・やっぱり・・・
カメでした。
2世代前のモデルEP-879Aと比較
最後に、旧世代のモデルのプリンターとの比較もしてみます。
あいにく昨年モデルのEP-880Aは、当編集部には在庫持ち合わせていなかったので、さらにもう一年前のモデルである、
EP-879Aと比較してみようと思います。
左がEP-881A、右が2年前のモデル、EP-879Aです。
フォルムはほぼ同じですね。
実は1世代前のモデルEP-880Aと2世代前のモデルEP-879Aの違いは、液晶モニターが2.7インチから4.3インチに変わったという以外、
特に変更点はなかったようです。
その為、EP-880Aとスペックが同じであるEP-881Aとも、液晶モニターのサイズ以外は性能が全く同じということですね。。
ただもっと言えば、EP-879Aよりさらにもう1世代前のEP-808シリーズは、4.3インチの液晶モニターだったのです。笑
つまり、4.3インチ→2.7インチ→4.3インチという、はたしてアップグレードといえるのかよくわからない状況になっているのです・・・。
これが意味するところは何なのか・・・エプソンは現在、フラッグシップモデル以外の研究(エコタンクなど)に注力しているのでしょうかね。
引き続き、注目していきたいと思います!