インクペディア BCI-381+380 互換インク 発売時期最新情報!2018年7月説が濃厚!?(2018.10.30更新) 最新情報⇒2018年10月 BCI-381-380XLシリーズ 販売中!>>くわしくはこちら 目次1 ・2018年1月→2018年4月→2018年7月、と発売見込みが順延中2 ・時間がかかっているのはなぜかというと3 ・今後の BCI-381 互換インク / BCI-380 互換インク についてのお知らせ ・2018年1月→2018年4月→2018年7月、と発売見込みが順延中 昨年の秋に発売されたキヤノンのインクジェットプリンタ、TS8130 などに使用するインクカートリッジ、「 BCI-381 / BCI-380 」ですが、まだ互換インクが発売されておりません。 昨年10月時点では「来年の1月に発売できるのでは」という情報が海を渡ってきたこともあり、互換インクの平均的な発売時期(つまり純正品が発売されてから4カ月程度)から大きくズレてもいないので、当店でも「2018年1月には、BCI-380互換、BC-381互換が発売できるのでは」と思っておりました。 その後、年末ごろには「ちょっと伸びるらしい」と連絡があり・・・。 年明けにかけて、業界関係者が電話やらメールやらで国際的に情報交換し、「だいたい4月かな」という予測で一度は落ち着いたのです。 ・・・が。 中国には「春節」という、日本で言うところのお正月休みがございます。 今年は2月26日頃から提携工場のみなさまも本格的に始動したようなのですが、その第一報が「BCI-381とBCI-380の互換、スケジュール遅れてます」でした。 大変残念な知らせではありましたが、お正月休みを返上して研究しているであろう中国提携工場の技術陣の真面目な面々を思い浮かべると、なかなか責めることはできません。 最新情報⇒2018年10月 BCI-381-380XLシリーズ 販売中!>>くわしくはこちら ・時間がかかっているのはなぜかというと ボトルネックになっているのは、やはりICチップの部分です。 インクカートリッジの隅っこに付いているこの金色のハイテクっぽい部品、これがICチップです。このICチップに書き込まれた情報をプリンタが読み取って、使用できるインクがセットされているか、インクの残量はどのくらいあるか、といったことがコントロールされています。 このICチップ、先代のインクカートリッジ「 BCI-371+370 」とは作りが全然違うとのこと。こういう「全く違うタイプのICチップが出てくる」ということは珍しいことではありません。各メーカーが数年に一度、意図的にデータの形式を変更してくるのです。 理由ですか? ええと、つまり我々のような業者が簡単に互換インクを開発できてしまうと、純正メーカーさんとしてはいろいろ困るからではないでしょうか。 ちなみに、「印刷品質を上げるためにICチップの変更が必要」ということではなさそうです。先代の「BCI-371/370」と、最新の「BCI-381/380」は、インクカートリッジの大きさは全く同じですし、プリンタ本体についても、2016年発売の「TS8030」と2017年発売の「TS8130」の基本性能には差はありません。 逆に、TS8030には、BCI-371/370 の「大容量」インクが使用できたのに対し、TS8130 には、BCI-381/380 の「標準サイズ」と「小容量」しか発売されていないので、印刷コストは上がっています。(顔料ブラックだけ、「大容量」が発売されています) インクペディア編集部の別のライターの記事でも、この「大人の事情」に触れてはいますが、キヤノンさんも「互換インク対策」にはそれなりに力を入れて、定期的に違うバージョンのICチップを制作している模様です。 ・今後の BCI-381 互換インク / BCI-380 互換インク についてのお知らせ インクのチップスでは、BCI-381+380 の互換インクを日本で一番早く発売できるよう、引き続き情報収集を行ってまいります。 ありがたいことに、中国の提携工場とも仲良くしていただいていますので、「量産品」の一歩手前の「大量生産の段取りを確認するためにある程度まとめて作った」という段階で商品を出荷してもらえます。 最近では、エプソンの「クマノミ(KUI)互換インク」やブラザーの「LC3111互換インク」も、他のショップさんに先行して出荷した実績がございます。どちらの発売時も、珍しく空輸便を使って先陣争いをいたしました。 (見切り発車で予約販売を受け付けてしまうショップさんもあるようですが、当店は入荷が確定してからでないと予約も取りません。) 今のところざっくりと「7月頃」という見通しではありますが、ホントに7月に発売される可能性は6割程度で、前倒し、あるいは後ろ倒しの可能性がそれぞれ2割ずつくらいあるのではないかと思っています。 もう少し確実な情報が入り次第、この「インクペディア」あるいはこちらの商品ページにてお知らせいたしますので、もうしばらくお待ちくださいますようお願いいたします。 (H) 最新情報⇒2018年10月 BCI-381-380XLシリーズ 販売中!>>くわしくはこちら Canon TS203 に「 BC-345 / BC-346 再生インク」を使ってみました 圧倒的コスパ!チップスのインクでコンサートうちわを作ってみた。【作り方解説付】