インクペディア AI翻訳 COTOHA Translator は翻訳し放題だし、色々便利機能があるよって話 どーもです!インクのチップス編集部のModel-Tです。 「その1」でAI翻訳コトハは逆翻訳機能が便利だー!!!って、お話をさせていただいたことで、インクのチップスでいつもインクをご購入頂いているユーザー様から次のご質問を頂きました。 今回は、いただいたご質問を回答しながら、まだご紹介していなかった機能なども紹介していきたいと思います。 こちらも参照:AI翻訳プラットフォームサービス NTT COTOHA Translator (コトハ トランスレーター)を使ってみた 目次1 ①コトハは使い放題なの?2 ②ファイル翻訳3 ③である調とですます調4 ④セキュリティ5 おわりに ①コトハは使い放題なの? 「どうしてチップスさんは上限なしにガンガン翻訳できるの?」 当初はなんのことやら?と思い、お客様にお話を掘り下げてさせて伺ってみると、そのお客様が使用されているAI翻訳ソフトは従量課金制とのことでした。 翻訳量によって文字数制限があり、45万文字までは無料だけれども、それ以降が課金されるとのことで、お客様は使いすぎないようにセーブをしながら使っているとのことでした。 インクのチップスでは、COTOHA Translator (コトハ トランスレーター)を何気なしに使っていましたが、 翻訳文字数無制限で使えるため、そういったことは一切気にせず翻訳をしていました。そもそも翻訳ソフトって結構あるんだな笑、と…僕が感じていたところにこちらのお客様からインクのチップスで無制限という着眼点で教えてほしいとご用命を頂きました。お答えしていきたいと思います! まずはテキスト翻訳のおさらいで、逆翻訳を駆使することによって最適な英文を作文する方法について 赤枠に日本語を入れると青枠に英訳された文面がでます。これは無料の翻訳アプリも同じ。 次に緑枠をご覧頂ければ、青枠の英文を日本語訳にした逆翻訳機能が作動していることがわかります。 文章の内容を読み解くと、赤枠=緑枠になっていますでしょうか? 否!イコールではないですよね! よって青枠の英文もおかしいと判断できます。また、日本語特有の言い回しが英文に対して誤訳を 誘発させていると考えられるので、以下の通り赤枠の日本語を区切って文書を作りました。 原文(赤枠)と逆翻訳(緑枠)はほぼイコールになりました。ネイティブレベルとは言わないまでも英語話者にも十分に伝わる英文(青枠)が完成したことを意味します。 原文(赤枠)=逆翻訳(緑枠) よって英文(青枠)もイコールと導かれる!www 算数の公式みたいですが、すべてがイコール! また、これは無制限の本領の一つと言えますね。 トライ&エラー(試行錯誤)で文字数制限を気にすることなく、より良い最適な文章を完成させるまで何度でも翻訳できます。 さらにこれが、わたしたちになじみのない他の言語なら、なおさらですよね。もし中国語や韓国語だったら、翻訳結果(青枠)が正しいかなんてまったく想像つかないですもの。 電車の駅の電光掲示板を見ると「英語」「中国語」「韓国語」で遅延情報が案内されているのをよく目にします。今まで気にすることはなかったのですが、コトハを使ってから気になり始めましたw 4か国語が堪能な人が1人で作っているのか?それとも各々の国の外国人の担当者が訳しているのか? こういった「ご案内」の文面を未知の外国語で翻訳しなくてはいけない場合であっても、コトハの逆翻訳機能を使えば、翻訳文字数の無制限なので従量課金制で気になる「失敗」を気にせず読み手にわかりやすい文書が各々の外国語で導き出せそうですね。 僕は中国語がわからないですが、原文(赤枠)=逆翻訳(緑枠)となりました。よって、この中国語簡体字 文(青枠)はイコールと導きだされます。 実際に、中国語が堪能な方に翻訳文の意味が通じるか聞いてみたら「good !」もらいましたw ②ファイル翻訳 続いてファイル翻訳についてもご質問を頂きましたのでご案内させて頂きます。 お客様から「無料翻訳でもファイル翻訳はできるのですが、コトハではどのように表示されますか?」とご質問を頂きました。 これについてもCotoha Translatorが無料翻訳と異なる点で、ワードやエクセルのようなドキュメントファイルも単なる翻訳のテンプレートではなく、コトハの場合は各ファイルで翻訳されたデータを落とせるのでその点が気に入っています。 ※PDFは、ワードに文字が「画像」として貼り付けられたものでダウンロードされます。 また、写真画像をPDFに貼り付けた書類やスキャナからスキャンした場合は文字化けが起きたりします。 今回は、こちらの記事を使ってコトハで翻訳していきたいと思います。 上記の記事を下記のファイル翻訳にドロップさせます。 緑枠は英語→日本語に設定。ドロップさせると上記の赤枠箇所のようにファイルが生成されます。 青枠のダウンロードをクリック。ダウンロード前はPDFでしたが、ダウンロード後はワードで生成され以下の画像のようになります。 上記はワードで生成された元々PDFの書類です。ワードに翻訳文・画像などが「貼り付け」で表記されます。 ワードからワード / エクセルからエクセル / パワーポイントからパワーポイントの場合は元のデータを踏襲してファイル形式が保持されダウンロードされるので加工はとても楽ちんです。 PDFがワードになってしまうのは仕方ないかな… また上記赤枠については新聞記事の切り抜きです。 これも場合によっては「文字」と判断して翻訳対象になる場合があります。その場合は文字化けの現象が 発生しやすいです。今回は小さすぎるためAI翻訳コトハで「写真」と判断したため文字化けは発生しませんでした。 とはいえ、言葉で伝えるよりも画像ならすぐにご理解いただけると思い、あえて「文字化け」やってみましたw 以下は、赤枠を拡大した場合してファイル翻訳した結果です。記事を含めて紙ベースからスキャンなどをした場合はこういうケースは多いですね。また今回は古い新聞記事のため、字もつぶれているのでなおさらですね。 縦書きが横書きで翻訳されています。上記の新聞記事と同様3段になっていますが文字化けしました。 PDFからの翻訳のみ文字化けを確認されました。 他のエクセルなどのファイルでは「これは写真だ!」とAI翻訳コトハが理解したのかわかりませんが、文書のところだけが英訳されこういった文字化けの現象は確認できませんでした。 ③である調とですます調 こちらもお客様からいただいた質問です。 「外国語から日本語に翻訳したときに語尾は である調、ですます調 どちらに翻訳されるのですか?これはユーザーが選択できますか?」 たしかに文書によっては、である調、ですます調、を書き分けたいですよね。 コトハでは、語尾の表現方法をユーザーが指定することができます。 僕はあまり使わないのですが、使う方もいらっしゃると思います。念のためやり方をご案内しておきますね。 テキスト翻訳画面 ファイル翻訳画面 テキスト翻訳・ファイル翻訳ともに上記の赤枠のところをポチっとしてください。 そうすると以下のように「翻訳設定」を選ぶことができます。 外国語→日本語の翻訳の場合の補助機能として使う場合があるかもですね。 ④セキュリティ この件もお客様から「無料の翻訳ソフトを使ってるけど、実はちょっと後ろめたい…実はちょっと怖いなーと思ってる」とのことでご相談いただきました。 この気持ちよくわかります。僕もコトハを使う前は、「仕入先名」「商品原価」「商材」の入った輸出入に 使う文章を何度もファイルをドロップして試してみたいと思いました。 実際に外部にデータを預けるという行為なので機密情報はとくにNGでしょうね。 この点に関してはNTTコミュニケーションズのページをそのまま流用します。 すべてのデータを暗号化、万全のセキュリティ! 翻訳結果ファイルや辞書登録内容などは、すべて暗号化。また、お客さまが入力した文書や辞書をAI翻訳エンジンの学習データとして利用することは一切ないため、他社への情報流出がなく機密文書も安心して翻訳いただけます。 このように書かれているので気兼ねなく、僕はコトハをバンバン使っています! おわりに 今回は前回の続きで機能面について掘り下げさせて頂きました。 ほかにもどういったユーザーが使っているの?などご質問も頂いていますが、それは次回ご紹介いたします。 以上 こちらも参照:AI翻訳プラットフォームサービス NTT COTOHA Translator (コトハ トランスレーター)を使ってみた こちらも参照:AI翻訳 COTOHA Translator のユーザ辞書 機能を使ってみた 商品が気になる場合のお問い合わせ先です。 NTT COTOHA Translator (コトハ トランスレーター) ①1ID〜9IDのご用命の場合 【基本プラン】 ・初期費用なし ・言語 / 日本語⇔英語 / 日本語⇔中国語 双方向翻訳 ・翻訳限度文字数なし(無制限) ・1ID / ¥9,800-(外税)【1IDからご利用頂けます。】 ・契約期間(1か月単位) https://www.qrie.jp/cotoha-lp/ (詳しくは取扱店ページへ) ②10ID以上のご用命の場合 【基本プラン】 ・初期費用なし ・言語 / 日本語⇔英語 / 日本語⇔中国語 双方向翻訳 ・翻訳限度文字数なし(無制限) ・1ID / ¥8,000-(外税)【最低10IDからのご案内です。】 ・契約期間(年間単位) https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-translator.html(詳しくは取扱店ページへ) AI翻訳 COTOHA Translator のユーザ辞書 機能を使ってみた チップスのインクは大丈夫?「インク成分はがん悪化に寄与?」に関する論文発表