インクペディア AI翻訳プラットフォームサービス NTT COTOHA Translator (コトハ トランスレーター)を使ってみた こんにちは!インクのチップス編集部のModel-Tです。 なぜ、ネットショップのインクのチップスで、AI翻訳サービス?と思われるかもしれません…。 その理由はというと、「インクのチップスはお客様に安価で高品質な印刷を届ける使命があるから」です! え…どういうこと…?笑われるかもしれませんが、大マジメです。 安価で高品質な印刷と翻訳サービス…関係がないように見えますが、実は深~いつながりがあるので、ご説明いたします。 インクのチップスでは、「外国からの直接仕入れを実現し、お客様により安価で高品質な印刷を体験して頂きたい!」という思いのもと、日本国内のメーカー様だけではなく、海外からトナー・インクの完成品や部材を仕入れて販売を行っています。 もちろん海外から仕入れたものをそのまま販売しているのではなく、皆様のお手元に届く製品になるまでには、国内の技術者が製品・部材を検品、様々なテストを行い、それらの結果をもとに、海外の技術者と情報をやりとりしながら、試行錯誤をして製品化を進めます。 その工程の中では、検品やテストの結果・報告書などを相手方の言語に翻訳して提出したり、メールで頻繁にやりとりをする必要があります。 また一方で、国内での販売においても、外国語を喋るお客様からのお問い合わせも多く「日本語が通じる」とは限らない時代となりました。 そう。「インクのチップス」と「翻訳すること」は切っても切り離せない関係なのです。 みなさんの中でも繋がりましたでしょうか? ただ、翻訳は無料翻訳アプリでは限界を感じていたところ、親会社から怪しい誘いが…。 親会社「AI翻訳サービス COTOHA Translatorを使ってみたら?TOEICの得点が960点の実力があるらしいよ…初期費用もいらないから。試しに使ってみてもしもダメなら1か月でやめていいからw」 など案内を受けており…今までそんな甘い誘いを断っていたのですが、この度ついに使ってみました。 お値段もアプリケーションにしては少しお高めで、月額 ¥9,800(+税)です! これは正直高い買い物だったのか…などと思いながらも早速使ってみます。 ブラウザを開き、COTOHA Translatorに登録したメールアドレスとパスワードを入力していざサインイン。 サインインすると、シンプルな画面が出てきました。 どうやら左上の「翻訳をするテキストを入力」部分に翻訳したい文章を入力すればいいらしい…。 では今回は、お客さんに送りたいメッセージを荷物の遅延通知とします。よくありますよね。 先日、お客様に日本語で同様の案内を送ったのですが、外国人のお客さんでして「わからないとのことで英文にて送ってほしい」と…トホホ。 今回は以下の文を翻訳してみます。 台風8号の影響により、大阪市内(平野区・東成区)への荷物のお届けが 本日は午後の14時以降となります。 大変申し訳ございませんが宜しくお願い致します。 1. 上記の赤枠の左側を「日本語」、右側を「英語」にセット 2. 青枠部分の「逆翻訳」もチェックを入れる 3. 先ほどの「本文」を入力して「翻訳」をポチ 手順はコレだけ! 即座に、右側に英訳された文章が表示され、本文の下(緑枠)には、さらに日本語の文章が表示されました。これは、②でチェックを入れた逆翻訳によるもの。右の英文をさらに日本語に再度翻訳したものらしいが、こんなもの必要あるのかな?と思いつつ、逆翻訳を読んでみると… 逆翻訳の内容はこちら 台風8号の影響により、大阪市(平野区、東成区)に荷物が届きました。 今日は午後の14時過ぎです。 大変申し訳ございませんが、ご了承ください。 ん…?こ…これは… な、なななな、、、なんということだーーーーー!!!! 「逆翻訳」機能 恐るべし! 上記の文面では、なんのことやらさっぱりわかりませんね。 今までは無料翻訳アプリで英文にしたものを、そのままコピペしてメールでお客さんに送っていました。 英語に翻訳した文章が正しい英文になっているかどうかは僕の語学力ではわからなかった…。 しかし今!これまでずっと誤った内容をお客様に送っていたことが判明してしまった! 翻訳内容がだいぶ違う!!!今まで、こんな風にメールを受け取ったお客様は、相当読み解くのに苦労していたんだ、むしろ伝わっていなかったのか!と痛感しました! こんな内容をメールでもらった外国人のお客様は、100%混乱しますよね。 きっと、お客様はメールの内容を再度確認すべくメールの送り手に連絡をするでしょう…まさに負のスパイラル。 そこで、この逆翻訳の内容をもとに翻訳元の日本語の文章をさらにシンプルにして作り直してみます。 台風8号の影響により、大阪市内(平野区・東成区)への荷物のお届けが遅れています。 荷物の到着は午後2時以降となります。 大変申し訳ございませんが宜しくお願い致します。 再度、翻訳ボタンをクリック。 上記の赤枠と緑枠の内容がほぼイコールかつしっかり伝わる文章になりましたね。これならお客様もちゃんと情報を読み取ってくれるでしょう。 あわせて、英文が正しいものかどうかの信頼度も先程とは比べものにならない程アップしていると判断できますね。 また、全く自分の知らない言語、たとえば「中国語」でも、逆翻訳機能を使って「翻訳元の和文」と「逆翻訳の和文」がほぼイコールになれば、ネイティブレベルとはいかないまでも信頼できる文面と考えることができますね。 さいごに NTT COTOHA Translator (コトハ トランスレーター)を正直疑ってかかっていた僕ですが、使ってみたら感動しました。正直けっこう気に入りました!気に入ったので、業務の中で使い倒していきたいと思います! 次回はテキスト翻訳でなく以下の機能もご紹介したいと思います! ・ファイル翻訳 PDFやワード・エクセル・パワーポイントなどのドキュメントデータを翻訳する機能 ・ユーザー辞書 専門用語や間違えやすい語彙を正しく翻訳する機能 ・翻訳メモリ 定型文に対してあらかじめ決まった文面で翻訳する機能 また、余談ですが、無料翻訳アプリ(インターネット)をお使いの場合はシンプルな文面で短い区切りで翻訳を行った方が失敗は少ないとCOTOHA Translatorを使って感じました。 今回は分かりやすいように短文(日本語→英語)でご案内しましたが、COTOHA Translator のテキスト翻訳は5000文字まで対応可能なので1回の翻訳量が多くストレスなく使えるのも良かったですね。 僕のように語学力が低い人はもちろんですが、語学に長けてる人の方がさらに実用的に使えると思われます。電卓がなくても計算はできますが、あればより早く正確に計算ができますね。経理の人が、電卓を使うのは当たり前で、もちろんその道具が時短に繋がります。パソコンも同じ!あれば仕事の時短につながるからみんな使っていますもんね。 それらと同じ感覚で、翻訳する量や頻度の高い人が使うと、もっと高い効果が得られると思います! インクのチップス ユーザー様で、このブログをご覧の方より多数「どこでこのアプリを買うことができるの?」など当社のサポート窓口にこの商品についてお問い合わせを頂きました。案内不足で申し訳ありません!以下にご案内致します。 NTT COTOHA Translator (コトハ トランスレーター) ①1ID〜9IDのご用命の場合 【基本プラン】 ・初期費用なし ・言語 / 日本語⇔英語 / 日本語⇔中国語 双方向翻訳 ・翻訳限度文字数なし(無制限) ・1ID / ¥9,800-(外税)【1IDからご利用頂けます。】 ・契約期間(1か月単位) https://www.qrie.jp/cotoha-lp/ (詳しくは取扱店ページへ) ②10ID以上のご用命の場合 【基本プラン】 ・初期費用なし ・言語 / 日本語⇔英語 / 日本語⇔中国語 双方向翻訳 ・翻訳限度文字数なし(無制限) ・1ID / ¥8,000-(外税)【最低10IDからのご案内です。】 ・契約期間(年間単位) https://www.ntt.com/business/services/application/ai/cotoha-translator.html (詳しくは取扱店ページへ) まずは試してみたい!興味がある!ID数は少なくてよい!という方はお値段が少し割高になりますが①の会社に聞いてみるのがいいですね。たくさん使う!数量メリットがよい!という方は②の会社に聞いてみてください。 Windows10で印刷ができない?白抜けの原因と直す方法! 【自由研究】どうして4色のインクだけでさまざまな色が印刷できるの?【印刷のフシギ】