Windows10で印刷ができない？白抜けの原因と直す方法！

こんにちは。インクペディア編集部です。
windows10を使用していて、いつものように写真を印刷してみると、画像が白抜きになってしまった！という経験ありませんか？これは、プリンターでもインクでもなく、Windowsの更新プログラムが影響しています。
本日は、このような現象が起こった場合にどうすれば元のように印刷できるのか対処方法をご紹介します。

印刷すると…白抜け？

Windowsを使用していて、いつものように写真を印刷したら、画像の一部だけ印刷できなかった、という人はいませんか？
例えば、写真の印刷では以下のような感じです。

【プレビュー画面】

↓

【印刷すると白抜けになる】

インク切れ？と思うかもしれませんが、実はこの現象、Windowsアップデートによってセキュリティ更新プログラム(2021年3月度)を適用した場合の不具合であったことが分かっています。フォトビューアーを使用してJPG、PNG、TIFFなどの画像印刷を行った時に、上記のように部分的に印刷されない「白抜き」状態になってしまうのです。どのプリンターを使用していても、この白抜きが発生しています。

不具合の原因となる、セキュリティ更新プログラム

この現象は、以下の不具合を発生するセキュリティ更新プログラムをインストールしている場合に起こっています。

あまりパソコンに詳しくない場合、上記のプログラムを見てもよく分からないかもしれませんので、現在使用しているWindowsのバージョンを確認する方法をご紹介します。(Windows10の場合)

使用しているWindowsのバージョンを確認する方法｜Windows10

キーボードの「Windows」キーを押しながら、「R」を押すと「ファイル名を指定して実行」が起動します。この名前の欄に「winver」と入力しOKボタンを押してください。
バージョンXXXXと記載された画面が表示されます。
このバージョンXXXXの番号が、不具合の原因となるプログラムと一致していないか確認してみましょう。

白抜きを直す方法

Windowsアップデートを自動に設定されている場合には、2021年4月度のWindows更新プログラムの適用で、自動的に不具合が解消されているはずです。

しかし、Windowsアップデートが自動になっているかどうかも分からない場合もあるでしょう。そのような場合は、まずWindows Updateの設定画面を開いてみましょう。
キーボードの「Windows」ボタンか、画面左下にある「スタート」を押し、歯車の形をした「設定」を選びます。
「更新とセキュリティ」を選ぶと、「更新プログラムのチェック」をすることができます。
チェックが終わり進んでいくと、必要なプログラムやインストールがされ再起動になります。再起動した後に新しいプログラムが適用され、不具合も解消されます。

この画面では、今後のWindowsアップデートの設定についても選ぶことができます。詳細オプションを選ぶと、更新プログラムのインストール方法を選ぶことができますので、ここで「自動」を選ぶとよいでしょう。また、更新を一時的に停止することや、オプションの更新プログラムを表示させることもできるため、パソコンについてあまり詳しくない、という方も、この画面を表示させる方法は覚えておくことをおすすめします。

Windowsアップデートで白抜きを直そう

今回は、Windowsで印刷できない、印刷しても中間部分が抜けてしまう「白抜き」状態になってしまう不具合についてご紹介しました。このような不具合があると困るから、と自動アップデートを控えたい、と考えることもあるかもしれません。しかし、セキュリティを最新のものにしておくためには、自動アップデートにしておいた方が安心です。
もちろん、プログラムはセキュリティを強固にするために随時アップデートされているのですが、稀にこのような不具合を発生させることがあります。しかし、不具合が分かったら、さらにそれを修正するプログラムも更新されてきますので、基本的にはWindowsアップデートを自動に設定しておくと安心でしょう。

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