インクペディア ついにiP2700が引退か!? キヤノンより新型シンプルモデル、「TS203」プレスリリース! 目次1 キヤノンの新エントリーモデル、TS203が発売されます!2 BC-346 / BC-345 使用機種のランニングコストを下げるには?3 引退が近い?iP2700 と MG3630 とは キヤノンの新エントリーモデル、TS203が発売されます! いろいろと物議をかもす、ip2700というプリンタがございます。 2010年発売の、決して新しいとは言えないプリンタですが、いまだにディスカウントショップのチラシに載っていたりします。 人気の秘密はその価格。なんと3,000円を切る値段で販売されています。 「純正インクを買うよりも、プリンタを買い替えた方が安いって、一体どういうこと?」とSNSに書き込まれたり、付属の純正インクを抜き取ってプリンタだけネットで販売されたりと、その安さゆえに波風を立ててしまうちょっと気の毒なプリンタです。 そのiP2700の後継と目されるプリンタが、プレスリリースされました。 TS203、というのがその機種です。 2018年2月22日発売!新プリンタTS203 TS203 の発売日は2018年2月22日とのことです。 価格は「オープン」ですが、直営サイトで7,430円、ネットの実売価格ではすでに6,680円と、かなりお手頃価格です。 インクカートリッジは、昨年秋に発売されたプリンタにも使用される「 BC-346 / BC-345 」です。いわゆる、「ヘッド一体型」と言われるタイプで、プリンタ本体はコンパクトですが、いわゆるコスパは良くないタイプです。 ヘッド一体型のインクカートリッジ。画像は当社で販売しているリサイクルインクです。 もう少しお値段の張る家庭用プリンタは、4~6色のインクカートリッジをプリンタにセットして使用しますが、この「ヘッド一体型」は「ブラック」と「カラー3色」という2つのインクを使用します。 この「ブラック」と「カラー3色」のインクカートリッジには、インクの吹き出し口(プリントヘッド)までが一体化されています。なので、「ヘッド一体型」のインクは結構なお値段になります。 また、例えば「イエロー」だけがなくなって、シアン(青)とマゼンタ(赤)のインクはまだ残っていても、インクは交換せざるを得ません。なくなった色だけ交換できるプリンタと比べると、ランニングコストの面ではあまりお勧めできません。 一方、本体がコンパクトで販売価格が安いので、エントリーモデルとしては人気です。 キヤノンでは、昨年秋に同じインクカートリッジを使用するプリンタを2機種発売しています。 ちょっと比較してみましょう。 TS3130 は、コピーとスキャンができるので、本体サイズも大きめですし、お値段もちょっと高めです。 TS5150 は、一見「ヘッド一体型」のインクを使うとは思えない風貌で、印刷速度も速く、堂々たる「複合機」です。ただ、繰り返しますが、ランニングコストは高いです。 BC-346 / BC-345 使用機種のランニングコストを下げるには? インクのチップスでは、インクカートリッジ「 BC-346 / BC-345 」につきましては、2つの関連商品を販売しております。 ひとつは、リサイクルインクカートリッジです。 使用済みの純正インクを回収し、分解・洗浄したあと、インクを再度充填したもので、純正インクと同じ感覚で使用できます。インクの残量も表示されますので、インクの交換時期も把握できます。 この型番のインクは海外でも販売されておりますので、主にヨーロッパで回収された使用済み純正カートリッジを中国の提携工場で再生しています。 インクのチップスでは、提携工場と何度か協議を重ねた上で、「残量表示に対応したICチップを使用する」「ヘッドの状態がよい1回目のリサイクル限定」「製造後は実際にプリンタにセットして印刷を行う全数検品」というオーダーをしておりますので、中国製とはいえ、品質には高評価をいただいております。 ただし、このリサイクルインクカートリッジにつきましては、新発売の TS203 に対応しているかどうか、この記事を作成している時点では100%の確認が取れておりません。確認が取れ次第、販売ページの「対応機種」にTS203を追加いたします。 もうひとつ、BC-346/345には「詰替えインク」もございます。 使用済みの純正インクに付属のドリルで穴をあけ、インクを詰め替えていただくタイプの商品です。また、プリンタ本体の設定を変更し、インクの残量表示をOFFにしていただく必要もございます。 少々お手数をおかけしますが、コスパは抜群です。 こちらの「ワンタッチ詰替えインク BC-346/345」は、購入時に付属してくるインクカートリッジをそのまま使うことができます。ただし、いつインクが切れるのかが分からないので、「カスレてきたら詰め替える」という作業が必要です。 ちょっと多めの印刷の予定がある方は、お手軽なクラフト気分も味わえますので、お試しいただければと思います。 引退が近い?iP2700 と MG3630 とは 最後に、冒頭にご紹介した iP2700 と、複合機タイプの MG3630 もご紹介しておきましょう。 この二つは、TS203 と TS5130 の「先代」にあたります。 iP2700 のインクは「 BC-310 / BC-311 」です。 インクのチップスでは、XLサイズのリサイクルインクカートリッジを販売しています。 MG3630 のインクは、「 BC-340 / BC-341 」です。 インクのチップスでは、XLサイズのリサイクルインクカートリッジの他に、「ワンタッチ詰替えインク」も販売しております。 この2つのプリンタは、キヤノンのホームページでは「在庫僅少」と表示されていますが、まだ手に入ります。販売されていた時期も長いですから、たくさん出回っているのでインクカートリッジも向こう数年は入手に困ることも無かろうと思われます。 ただし、TS203 が店頭に並び始めたら早々に引退してしまうと思いますので、買おうと思っている方はお早めに入手された方がよろしいかと。 尚、それなりの印刷枚数が見込まれる方や、写真をきれいに印刷したい方はやはりキヤノンの5色・6色タイプ、あるいはエプソンの6色タイプがおすすめです。 プリンタ選びのご参考になれば幸いです。 (H) 関連商品:iP2700対応互換インク BC-310-311シリーズはこちら 関連商品:TS203対応互換インク BC-345+346シリーズはこちら インクのチップスは、互換インクカートリッジ・互換トナーカートリッジの専門店です。純正品に比べ最大90%OFFでご提供しております。平日15時までのご注文で当日配送。印刷コストの削減に是非ご活用ください。 インク・トナーを探す 【インタビュー】「医療・福祉業界は、まだまだ紙でのデータ保管が主流です」 城東補聴器センター様 プリンターインクの目詰まり解消法!目詰まりの原因と解消法を徹底解説!