インクペディア プリンターのお掃除「ヘッドクリーニング」をお安く解決! 家庭用プリンターは、時間が空いたタイミングや思い付いた時にすぐに印刷できる点が魅力ですよね。しかし、いざ印刷してみると本来の色とは違う色で印刷されたり、印刷に線が入ってしまったり、美しくプリントできないといったことは多くの人が経験しているでしょう。 これらの原因のひとつに、インクジェットプリンターのインクが目詰まりが一つに挙げられます。今回は、インクジェットプリンターのインクの目詰まりを解消するヘッドクリーニングの方法と、大金をかけずに安く解決する方法をご紹介します。 目次1 ヘッドクリーニングとは2 ヘッドクリーニングのやり方2.1 ヘッドクリーニング機能2.2 自分の手で洗浄するのはおすすめしません3 治らない場合は、洗浄カートリッジを試してみて ヘッドクリーニングとは ヘッドクリーニングは、簡単に言うとプリンターのお掃除のことを言います。インクジェットプリンターは、印刷する時に細いノズルからインクを吹き出して色を出しています。そのノズルに異物が詰まったり、インクが乾燥したりすることで目詰まりを起こすと、本来の色がきちんと出なかったり線が入ってしまいます。 異物が詰まる原因の多くは、ホコリです。プリントヘッドという部分にホコリが付着したり、そのホコリが固まったりすると、上記のような問題が発生します。また、インクの乾燥による目詰まりは、ふだんあまりプリンターを使わない家庭で起こりやすいです。 日常的にプリンターを使うわけではないけど、12月になって年賀状を刷ろうと思いプリンターを久しぶりに引っ張り出してきた、という方によくあるケースですね。 ヘッドクリーニングは、こうしたプリントヘッドの詰まりを除去するためのもので、乾燥したり異物が詰まった部分を流し出してきれいにします。ヘッドクリーニングを実行すると、プリントヘッドの詰まりを流すために、通常の印刷よりも強い圧力で噴射してインクが正常に流れるようにする仕組みとなっています。 ヘッドクリーニングのやり方 ヘッドクリーニングのやり方は、いくつかあります。まずは、基本的な方法であるヘッドクリーニング機能について見てみましょう。 ヘッドクリーニング機能 ヘッドクリーニングは、先程ご紹介したように、インクを噴射して詰まりを改善する仕組みのため、インクの十分な残量があることを前提とします。 インクジェットプリンターには、それぞれヘッドクリーニング機能が備わっています。メーカーや機種によってその手順は異なるため、取り扱い説明書やメーカーのホームページを確認しながらその手順に沿って行いましょう。ヘッドクリーニングは、それぞれメーカー推奨回数というものがあり、おおよそ2回~3回程度が推奨されています。改善されない場合は、強力ヘッドクリーニングをしてみてください。 何度やっても改善されないなど、ついヘッドクリーニングを繰り返し行ってしまいがちですが、これはあまり良くありません。必要以上にヘッドクリーニングを行うと、プリントヘッドを傷めてしまう原因となります。また、コストの高いインクの無駄遣いにもつながります。 自分の手で洗浄するのはおすすめしません ネットで検索してみると、プリンターからプリントヘッドを取り外してお湯で洗ったら治った、という猛者がいますが、自信のない方はやめておいたほうがいいです。というのも、分解や取り付けの工程でプリンター内のパーツや基盤を傷つけて自ら故障させてしまう可能性があるためです。プリンターが故障してしまった場合はメーカー修理やプリンターの買い替えが必要になる場合がありますので、案外高くついてしまうことになります。 治らない場合は、洗浄カートリッジを試してみて 多くの家庭に当てはまるとされる、インクの乾燥による目詰まりは、電源を入れておき自動的にヘッドクリーニングがかかるようにしておくことで防ぎやすくなるとされています。さらに効果的なのは、定期的に印刷をすることです。目安としては、1週間に1度程度が良いと言われています。 しかし、自動ヘッドクリーニングや定期的な印刷だけでも、インクを消費します。目詰まりしてしまった後、ヘッドクリーニングを複数回繰り返すとさらにインクを消費してしまいます。目詰まりが直って「さぁ、印刷しよう」と思ったら「もうインクが残ってない」ということも。純正インクの価格を考えると、印刷以外でインクを大量に使うのは勿体ないと感じるでしょう。 そこで便利なのが、洗浄カートリッジです。洗浄カートリッジは、インクのカートリッジの中にインクではなく透明色のヘッドクリーニング専用洗浄液を入れた製品です。価格は、純正品よりずっと安価。洗浄カートリッジを使えば、装着して数回ヘッドクリーニングをかけるだけで目詰まりが解消できる可能性があります。また、当社の洗浄カートリッジに含まれる洗浄液には、目詰まり解消効果のある界面活性剤が配合されているため、目詰まりを解消することが期待できます。安く、そして高い確率で効果的なヘッドクリーニングを行いたい場合は、インクのチップスの洗浄カートリッジの利用がおすすめです。 「インクは印刷するために、洗浄液は洗浄するために」当たり前のようですが、これらを使い分けるとインクの目詰まりも安く解決できるかもしれません。また日々の印刷コストをずっと下げることができます。 ただ、もちろんプリンター、プリントヘッドの状態によっては洗浄カートリッジを使用しても改善しない場合もございますので、目詰まりを起こさないように定期的な印刷をするなどの予防方法をとっておくことが重要だと思われます。 洗浄カートリッジを探す リコーハンディプリンターの実力をマニア目線で検証する メンテナンスボックスってなに?メンテナンスボックスEPMB1互換、大解剖!