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互換インクの使用期間や保管方法って！？
家庭用のプリンターで印刷する場合、意外とコストがかかるのがインク代ですよね。お金がかかるものだから、最後までしっかりと使いきりたいと考えている人が多いのではないでしょうか。
しかし、しばらく使っていないプリンターをいざ使おうとすると、きれいな色が出なかったり、かすれたりして、新しいインクを購入せざるを得ないといった経験はありませんか？
本来、インクの使用期限はどのくらいなのでしょうか。そして、保管はどのように行うべきなのでしょうか。今回は、互換インクの使用期限や保管方法についてご紹介します。
使用前の保管方法
インクは、使用するまで開封しないことが大切です。食べ物と同じように、インクの開封したり使用しはじめたりしない限りは比較的長期間保存することも可能ですが、使用し始めると期限が早まります。
一般的には、未開封の互換インクであれば製造から約2年程度なら問題なく使用できるケースが多いです。インクカートリッジが入っている箱に、使用期限が記載されているものもあるため、確認してみましょう。
インクのチップスの互換インクの場合、品質保証期間を1年間設けています。そのため、お買い上げから1年の間に使用されることをおすすめしています。
インクは、使用していない間の保管方法によって、品質が変わる可能性があります。良い状態で保管するには、温度と湿度に気を付けることがポイントです。直射日光に当たる場所や高温になる場所、湿度の高い場所に置いておくと、未開封であっても変色したり不具合が起きたりする可能性があります。
予備で購入した場合などは、できる限り高温多湿や直射日光を避けて保管しましょう。とはいえ、未開封の場合であっても使用期限の目安はそう長くないため、必要時に必要な分だけ購入されることをおすすめします。
使用中の保管方法
互換インクは、開封して取り付けた後は、約半年が使用期限の目安となります。これは、純正品でも互換品でもほぼ同じで、キヤノンとエプソンの公式サイトで調べたところ、いずれもインクを開封後は6か月以内に使い切ることを推奨しています。インクのチップスにおいても、互換インクを使用しはじめたら半年以内に使いきることをおすすめしています。
ただ、使用開始後半年で使い切ることが難しいという人、多いですよね。例えば、プリンターを使う機会がほとんどない、あるとしても年に1回の年賀状印刷だけという家庭は多いのではないでしょうか。
年賀状印刷しか出番がないのであれば、残ったインクを使うのは1年後になりますから、これでは推奨される使用期限を大きくオーバーしてしまいます。
インクをセットした後、長期間使う予定のない場合、よくある問題はインクの乾燥による目詰まりです。目詰まりを起こすと、きちんと色が出なかったり、線が入ってしまったりといった不具合が見られます。ヘッドクリーニングを実行して、目詰まりが解消できる可能性もありますが、できるだけ普段から目詰まりを起こしにくい状態にしておくことが大事です。
目詰まりを起こしにくくするには、月に1回程度プリンターの電源を付け、なにかしらの印刷をすると良いとされています。こうすることで、印刷とヘッドクリーニングが実施されるため、目詰まりをおこしにくくします。
インクの消費には繋がりますが、今あるインクをできるだけ目詰まりさせずに長く使うための対策なので、多少仕方のない部分はあるでしょう。とはいえ、やはり開封後は半年以内に使い切るのがベストです。
古いインクは、目詰まりだけでなく、印刷した時の変色等にも影響を及ぼす可能性があります。開封前は適切に保管し、開封後は早く使いきることを意識することが肝心です。
インクは正しい保管方法をして印刷を楽しみましょう
インクは未開封でも使用期限があります。開封後に比べると期限は長いですが、それでも永久的に保存できるわけではありません。
さらに、保管環境が悪いと、使用期限内であっても品質が落ちてしまうこともあるため、注意が必要です。
一般家庭の多くでは、毎日プリンターを使うというよりは、年賀状印刷など年に数回のみ使うことが多いのではないかと思います。もし仮に、年に１度しか使わない場合、次に使う１年後にはメーカーの推奨する使用期限が切れてしまっていることが多く、これでは残ったインクが勿体ないですね。せっかくプリンターがあるのに、使いたい時にインクの質が落ちて変色していたり、目詰まりによりうまく印刷できないでいたりすると、改善策を講じるために余計な時間を使うことにもつながります。
インクのチップスの互換インクは、純正インクよりはるかに安価です。普段からプリンターをよく使う家庭ではインクのコストを大幅に下げることも可能ですし、年に数回しか使わない家庭でもロスにかかる無駄なお金を削減できます。ぜひ、インクを良い状態に保って、いざ使う場面ではきれいなプリントができるようにしておきたいですね。インクのチップスの互換インクは、メーカーの純正品にも負けないほど高品質な点が自慢です。ぜひ、これからインクの購入を検討している方は参考にしてみてくださいね。
