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〆切間近!すぐできる年賀状のテンプレ
なにかと忙しい年末。「年賀状を早く出さなきゃ」とわかっていても、ついつい先のばしにしてしまうんですよね。とはいえ、年賀状はできるだけ一月一日に届くように、クリスマス前までには出しておきたいところです。
年賀状が間に合わない!どうしよう!と、刻一刻と迫るタイムリミットに焦っているひとも、まだ大丈夫かも。今回は、〆切間近でも間に合う、すぐにできる年賀状のテンプレートについてご紹介します。
ハガキのサイズ
テンプレートをパソコンで作る際、ソフトによってははがきサイズが設定されていないものもあります。時間をかけずに年賀状を作成する際、イラストレーターやフォトショップといった専門ソフトがあれば便利。しかし、ない場合も、サイズをきちんと設定できればワードやパワーポイント、ペイント等の馴染み深いソフトで作成できます。
年賀状のサイズは、普通のハガキと同様で、幅10cm×高さ14.8cmです。
なお、年賀状を美しく印刷するには、300dpi~350dpiくらいの解像度が必要と言われているため、年賀ハガキのサイズに当てはめると1181px×1748pxもしくは1378px×2039pxが適当です。
よくある年賀はがき一覧
・通常版
・インクジェット用
・インクジェット写真用
・ディズニーキャラクター年賀ハガキインクジェット用
・ディズニーキャラクター年賀ハガキインクジェット写真用
・いろどり年賀ハガキ
・カーボンオフセットハガキ
・絵入り年賀ハガキ
家庭で印刷する年賀状の場合は、裏面が無地になっている年賀はがきが便利です。インクジェット用はインクジェットプリンタでの印刷がきれいにできるよう加工されています。写真メインのデザインの場合は、インクジェット写真用を選ぶと光沢処理されているため美しく仕上がります。
ディズニーキャラクター年賀ハガキは、表面の切手の部分やくじの番号が書かれた部分にディズニーキャラクターのイラストが入っているため、可愛らしい雰囲気になっています。ハガキそのものに色がついている、いろどり年賀はがきを使うと、それだけで華やかな印象になるため便利です。
文字だけ印刷したい、あるいは手書きで済ませたいけどイラストなどを書く自信がない、という人には絵入り年賀ハガキが便利。干支や観光地のイラスト、キャラクターもののイラストなどがあらかじめ印刷されています。謹賀新年などの賀詞や、ちょっとしたメッセージ、イラストがしっかりと印刷された年賀はがきもあります。
誰にでも使える言葉
急いで年賀状を作成する場合、誰に送っても差し支えない文章でまとめておきたいですよね。年賀状の構成は、賀詞と旧年中にお世話になったお礼、近況、新年の相手の健康や繁栄を祈ることば、お付き合いのお願いを含むと良いとされています。そのため、テンプレとしてこれらの言葉を入れておくと安心。それでは、例文を見てみましょう。
・賀詞
「謹賀新年」「謹賀新春」「恭賀新年」「恭賀新春」「謹んで新年をお祝いいたします」など
・旧年中にお世話になったお礼
「旧年中は大変にお世話になりありがとうございました。」
「昨年中は公私ともにお世話になり心よりお礼申し上げます。お陰さまで無事に新年を迎えることができました。」など
・近況※ビジネス用なら省略可能
「新たに○○をはじめました。来年は△△できるように頑張っているところです。」など
・新年の相手の健康や繁栄を祈ることば
「幸多き一年となりますようお祈り申し上げます。」など
・今後のお付き合いをお願いすることば
「今年も変わらぬご交誼のほどお願い申し上げます。」
「本年もご支援ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。」など
今年の流行
毎年、年賀状でよく採用されるのが干支にちなんだデザインです。2020年の干支は子年(ねずみ)ですので、ネズミにちなんだデザインは鉄板。かわいいネズミのイラストや、「子」と書かれたデザインは、誰もが選びやすいでしょう。ハリネズミなどの愛らしい写真を選んでもよいですね。
さらに、2020年といえば、東京オリンピックが開催される年です。そのため、東京オリンピックのシンボルをモチーフにしたデザインもおすすめ。東京2020公式ライセンス商品として、寄付金付きの年賀ハガキも販売されます。この寄付金付きの年賀ハガキは、1枚あたり5円が東京2020オリンピック・パラリンピックの運営などに役立てられます。切手の下の部分や裏面に、東京オリンピックのシンボルマークやスタジアムなどのデザインがプリントされています。
無料で利用できる年賀状用のイラストの中には、オリンピックの5色で書かれたネズミのモチーフなどもあるため、干支とオリンピックの両方を取り入れたデザインもおすすめです。
まとめ
今回は、時間がなくても役に立つ、年賀状つくりにすぐ使える情報をぎゅっとまとめてご紹介しました。これで、年末の忙しい時期でも大丈夫!もちろん、年賀状作成は余裕をもって行うに越したことはありませんが、今回ご紹介した内容は時間に余裕がある時にも十分に役立つ情報です。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

2020年は待ちに待ったオリンピック開催年を迎えます。なかなか貴重な機会なだけに、年賀状もいつもとは違ってオリンピックにちなんだデザインを考えている人も多いのではないでしょうか。そんな人には、オリンピックを存分に感じる年賀状で例年とは差を出したものがおすすめです。