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OKI「ワイヤドットプリンタ」が情報処理技術遺産に

OKI「ワイヤドットプリンタ」が情報処理技術遺産に

みなさん、こんにちは!プリンタが大好きなインクのチップス店長です。

現代ではプリンタと言えば、インクジェットプリンタかレーザープリンタしか思いつきませんよね。でも少し前までは、当然現在のプリンタのように、電気的に文字を記憶したり出力したりする方法がなかったので、当然インクジェットプリンタもレーザープリンタも存在していなかったわけです。

ではその前は、いわゆる活版印刷(字母による印字)しかなかったかと言うと、そうではありません。現代の印刷方式と、活版印刷の間に、非常に重要な発明がありました。それがドットインパクト印刷です。

この記事の文字は、液晶パネルに顔をよーく近づけてみてみると、やはりドットによって構成されていますよね。電気的に記憶されているこのデータを印刷すると、インクジェットプリンタやレーザープリンタも、このドット情報をそのままインクやトナーを紙に吹き付けることで表現しています。
ドットインパクト印刷です

今でも業務用プリンタでは、割とよくドットインパクト方式のものが使われています。たとえばチケットの打出しだったり、伝票の打出しだったり。たとえば下の写真のような感じなのがドットインパクトプリンタです。あちこちで見かけますよね。まだ現役です。

ドットインパクトプリンタ

というわけで、このドット方式というのは、現代のプリンタにまでつながる大変重要な発明なわけですが、これを開発したのは実はOKIだそうです!!1968年にOKIが最初のドットプリンタとして開発した「ワイヤドットプリンタ」が、「2012年度情報処理技術遺産」の認定を受けたそうです。これがデジタル印刷技術の原点といえる商品なんですね。

ワイヤドットプリンタ

パッと見ではミシンみたいに見えますが、これがワイヤドットプリンタ。1968年の製造。三億円事件のあった年だそうです。当時は当然ですが、現在のプリンタのように文字のパターンを電気的に記憶する方法などはなく,活字(字母)による印字方式しか世の中になかったので,先ほどの「阿」の字のようにドットの集合で文字を形成する印字方式は、ものすごく画期的なことだったのでしょう。

全128文字の文字パターンを印字することができ,それぞれの文字は縦7ドット×横5ドットで構成しているとのことで、現在と比べると粗いドットのものですが、それでもこれらの128文字は十分判読可能だったでしょう。

英語のようにアルファベット48文字しかない言語なら、タイプライター(字母による活版印刷の一種)、日本語のように文字数が多い言語にとっては、ドット方式による印刷はまさに福音!大発明だと思います。

今回「情報処理技術遺産」の認定をおこなったのは、情報処理学会という組織で、このOKIの「ワイヤドットプリンタ」もホームページで紹介されています。
http://museum.ipsj.or.jp/heritage/wiredot.html

またこの現物は、現在沖データの所有物で、高崎市のOKIの工場に保管されていますが、原則非公開だそうです。そもそも、OKI(沖電気工業株式会社)は、アメリカでグラハム・ベルが電話機を発明したわずか5年後の1881年に創業し、日本で最初に電話機を製造した情報通信機器メーカーなんですね。歴史の長さが違う!すごいよね。

最近でもOKIは良いプリンタをたくさん出しています。インクジェットはやっていないので、さきほどのドットインパクトプリンタと、レーザープリンタですね。特にOKIのレーザープリンタは、すべてLEDレーザーを使用していて、カラーLEDプリンタ、モノクロLEDプリンタと言うように名づけられています。そもそも世界で最初にLEDプリンタを開発したのもOKIなんですね。

通常のレーザープリンタとLEDレーザープリンタの違いは、文字の細かさです。極細文字でもくっきりとシャープに印刷できるのがLEDプリンタの特徴。「LEDプリントヘッド採用」と書いてあればLEDプリンタのことです。スポット経が違うんですね。

レーザー 65ミクロン
LED   25ミクロン

技術的に深いところまではよくわかりませんが、パソコンのマウスで言えば、通常のレーザーマウスよりLEDマウスのほうが、細かい動きが出せるのと同じ原理でしょう。画像の鮮明度が違うということで、DVDかBLU-RAYかみたいな感じで理解してもいいかも。

でも僕がOKIのプリンタで一番気に入っているのは・・・
菅野美穂
菅野美穂
菅野美穂だったりして(笑)。ああ、たまらん。

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