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インクジェット印刷で暗室現像のモノクロ写真を再現する印刷用紙、ILFORD

インクジェット印刷で暗室現像のモノクロ写真を再現する印刷用紙、ILFORD

こんにちは!インクのチップスの店長です。インクジェットプリンタの性能を、最高点まで引き出すために必要なのは、当然プリンタ本体の性能、またカートリッジ側のインクの性能もありますが、忘れられがちで、実はかなり重要な要素なのが「紙」です。

プリンタの説明書を読むと、インクジェットプリンタの性能を引き出すために、インクも紙もメーカーの純正品をご使用くださいと書いてあり、もちろんそれは一面の事実を表しているのですが、たとえば「インクジェット用紙」という分野で、メーカー純正品が本当に最高品質と言えるかというと、実はそうとも言えません。

写真愛好家の方なら、イギリスの「イルフォード(ILFORD)」という会社を御存知だと思います。
http://www.ilford.com/en/

1879年にイングランドチェシャー州モバリーで、アルフレッド・ハーマンにより創立された写真フィルムメーカーの老舗中の老舗です。今でも特にプロ仕様のモノクロフィルムおよびモノクロ印画紙の分野では、世界的に見てもイルフォードがディファクトと言ってもよろしいかと。

イルフォード(ILFORD)
イルフォード(ILFORD)
イルフォード(ILFORD)

そのモノクロ写真の長年の技術を利用し、現在でもイルフォードは、最高級のインクジェット用紙を販売しています。生産はスイス。インクジェット関連は、イギリス本国ではなく、ワールドワイドに「イルフォード・イメイジング・スイス(Ilford Imaging Switzerland GmbH)」が管轄しているようですね。一時は王子製紙グループが買収して傘下に置いたこともあるようですが、現在はまた独立しているようですな。
イルフォード(ILFORD)

ホームページを見ると、イルフォードのインクジェット生産工場は美しいスイスの郊外マーリー市にあり、現在市場にある最高品質のインクジェット製品の多くを生み出す原動力となっているようです。基礎的要素の研究にかなり力を入れていて、将来の技術や製品開発に利用。プロフェッショナル写真感材の染料と印画紙のために開発された技術が、今日のインクジェット用染料と用紙に活用されていると宣伝されています。
イルフォード(ILFORD)

『長年の写真の知識と経験を生かし、伝統的な写真の画質と質感をもったインクジェット用紙を生産。写真画質のインクジェットプリントのための、染料、インク、用紙コーティングの全てを統合した研究開発部門もつ、世界でも数少ないメーカー。市場が伝統的なアナログ写真からデジタルに変化する中で、アーティスト、デザイナーから友人、家族まで、大切な思い出を分かち合いたいと思う人、誰もがいつでも利用できる素晴らしい写真メディアを提供したいと、イルフォードは考えています』

そのイルフォードのインクジェット用紙、実は日本でも買えます。中外写真薬品株式会社の子会社のジェットグラフというところから発売されています。モノクロ用インクジェット用紙「イルフォードギャラリープレステージゴールドモノシルク(ILFORD galerie professional inkjet photo range)」。
イルフォード(ILFORD)

販売資料によると、『この製品は、暗室で作成された銀塩バライタペーパーの仕上がりを再現するモノクロのインクジェット印刷用紙。インクジェットメディアとしては高いDmax値と鮮やかな白地により、深く豊かな黒と、明るい白を表現することが可能。独自のナノポーラスコーティングテクノロジーにより、シャドー部とハイライト部のコントラストとグラデーションがなめらかに表現される。また、同製品は光沢紙で、坪量は270g/m2、厚さは265ミクロン。染料インク・顔料インクのどちらにも対応。同製品にはシート用紙およびロール紙が取りそろえられており、シート用紙はA4(25枚入り)およびA3+(25枚入り)の2種類。ロール紙は610mm×12m(1本入り)、1,118mm×12m(1本入り)の2種類となっている。』だって。すごそうです。

モノクロ写真をインクジェットで印刷したい方、ぜひ紙にもこだわって、ILFORDを使ってみてはいかがでしょうか?インクのチップスでもいずれ取りあつかいたいと思っています。

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